【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2021年10月22日
【帰着レポート】ハイグレード車両「和(なごみ)」特別運行でゆく 東北ローカル鉄道 花輪線・秋田縦貫鉄道・五能線の旅
2021年10月18日(月)~10月22日(金)5日間 東京支店 相澤 満弘、清水 龍士郎
<10/18発・添乗員:東京支店 相澤 満弘、清水 龍士郎>
時には皇室の方が使われる「御料車両」を中間に連結し、「お召し列車」として運行される「和」列車。
旅行会社等がチャーターすることで、全車両グリーン車仕立ての「和」を利用できる稀な機会があるのですが、去る10月18日、弊社で「和」をチャーター利用し、上野駅から東北本線終点の盛岡までの列車旅を企画しました(一部のツアーは、途中、郡山で下車でした)。
当「東北ローカル鉄道の旅」は一番人気で、28名のお客様にご参加いただき、2グループ、2名の添乗員がご案内をさせていただきました。その際の様子をレポートいたします。



ローカル線に乗って味わう東北の旅情(秋田内陸縦貫鉄道・五能線)
交通網が発達し、高速道路をバスで走行すれば早く、快適に移動ができるようになった一方、鉄道旅だからこそ味わえる旅情もやはり捨てがたいものです。そのことを今回の旅で改めて感じました。
今回は3つのローカル線に乗車しました(花輪線は、日中工事が入ったため、盛岡駅~好摩駅までの「いわて銀河鉄道」区間の運行でした)が、当然ながら乗る列車によって、鉄道旅の旅情は大きく異なってきます。
今回で言えば、秋田内陸縦貫鉄道は各駅停車の一般車両、五能線のルートは快速の「リゾートしらかみ」を利用しましたが、秋田の山間を走る風景と日本海の眺めと車窓にもそれぞれの特徴を感じました。
旅の3日目、秋田内陸縦貫鉄道に乗車。乗車駅はちょうど沿線の中間地点ほどに位置して、本社と車両基地のある阿仁合(あにあい)駅です。ここから17駅先、終点の角館駅までを列車で揺られてゆきましたが、のどかな山間の景色を車窓に存分に楽しみことができました。途中の絶景ポイントでは車内アナウンスが入り、徐行運転で走ってくれます。
およそ1時間30分の列車旅の合間には、秋田らしいマタギ飯弁当もご用意し、旅の仲間同士でのお話をしながら、ローカル鉄道の旅らしい旅情に浸っていただけました。




旅の最終日に乗った五能線は、日本でも最も人気の高いローカル線と言います。今回は、快速「リゾートしらかみ」に乗車し、途中の十二湖駅~新青森駅までを旅しました。小さな十二湖駅へは15分ほど前に到着し、列車の入線を今かと待ちました。 前日には秋田の男鹿半島からバスで北上しながら五能線の線路越しに日本海の風景を眺めましたが、列車の窓から見るとやはり印象も変わるものです。「リゾートしらかみ」では日本海の景色が終わって内陸を走りだすと、鯵ヶ沢~五所川原の区間で津軽三味線の生演奏が始まりました(列車内のプログラムは変更となる場合がございます)。今回は生憎の空模様でごく一部のみでしたが、右手には岩木山を望むこともできます。




盛岡ではチャグチャグ馬コの特別鑑賞もお楽しみいただきました
「和」の旅で盛岡までいらしたのは、28名のお客様と私たちの他に、もう2グループ別コースのお客様もいらっしゃいました。
この4グループが合同となり、盛岡の隣町・滝沢市にある鬼越蒼前神社にて、チャグチャグ馬コの特別鑑賞にもご案内しました。
代々受け継がれる煌びやかな馬具を付けてこの神社から盛岡市内にある森岡八幡宮までをパレードする伝統行事です。
駐車場には美しく飾った強そうな馬が馬主さんとともに私たちを待ってくれ、神社の前をシャンシャンと鈴の音を鳴らし(この音が「チャグチャグ」と聞こえるとのこと)練り歩いてくれました。
通常の祭りは、毎年6月の第2土曜日の開催ですので、なかなか見ることのできない貴重なものでした。


5日間の旅では秋田県の小坂、男鹿半島、青森県の十二湖散策の観光も盛りだくさんでしたが、ごく一部のご紹介です。
ぜひ、「和」の旅を改めて発表する機会に恵まれましたら、皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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