【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2021年10月26日
【帰着レポート】本土最南端に泊まる 重伝建の珠玉「飫肥」と大隅半島の旅
2021年 10月16日発 5日間 九州支店 柴尾祐樹
<10/16発・添乗員:九州支店 柴尾 祐樹>
宮崎をスタートし、風光明媚な神話ゆかりの神社や重伝建の町並み、日南海岸国定公園の最南端に位置し、九州では唯一内部を公開している灯台のある都井岬を経由して、鹿児島の大隅半島へ。本土最南端の佐多岬や秘境・雄川の滝、ロマンを感じる宇宙観測所など、見どころが満載。九州に住んでいてもなかなか訪れない、知られざる魅力に出会う旅となりました。
神秘的な美しさに癒される 秘境・雄川の滝
雄川の滝は、数年前まではガイドブックにも掲載されていなかった秘境的な場所です。2018年の大河ドラマ「西郷どん」のオープニングに登場すると、その美しさから注目を浴びるようになりました。駐車場から滝まで渓流沿いの遊歩道を歩きますが、この時点ですでに水の美しさに驚きます。高知の仁淀ブルーの旅が人気ですが、この鹿児島にも負けず劣らず美しい“雄川ブルー”と呼べる風景が広がっています。


渓流沿いの風景を眺めていると滝まで片道1.2キロの遊歩道もあっという間。滝の前の展望台からは落差46m、幅は60mの滝を一望することができます。数字だけみるとそれほど大きくはないようですが、目の前にすると迫力満点。滝つぼの水は先ほど渓流で見たよりも一段と濃いエメラルドグリーンに色づき、ため息が出るほどの美しさです。その場を離れがたい神秘的な風景にご参加の皆様も大満足の様子でした。

雄川の滝以外にも、大隅半島は素晴らしい自然景観の宝庫。本土最南端の佐多岬からは薩摩富士と称される開聞岳や硫黄島、種子島までも見渡す素晴らしい景色を360度の大パノラマで堪能しました。人工的な明かりが少ないため、夜は満点の星空を望めるそうですが、残念ながら今回は雲が厚くなり星空観測は断念。代わりに専門家による星空レクチャーをお楽しみいただきました。




日南海岸 神話ゆかりの神社を訪ねて
宮崎では 日本神話「海幸山幸」 ゆかりの2つの神社にご案内いたしました。一つ目は浦島太郎のモデルともいわれる山幸彦と、女神・豊玉姫(とよたまひめ)がこの地で結ばれたことから縁結びの神社として全国から参拝者が訪れる青島神社。”鬼の洗濯岩”の異名を持つ奇岩群が露出する海辺を歩いて島へ入ると、熱帯雨林のジャングルの中に本殿が佇んでいました。島全体が神域とされている青島で、皆様パワーをもらったようでした。




そして 山幸彦と豊玉姫の子であり、初代天皇・神武天皇の父親となる鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)生誕の地、鵜戸神宮へ。日南灘に面した断崖の中腹に建つ光景はまさに絶景で、青い海と空に朱色の社殿や鳥居がとても映えます。また、この鵜戸神宮で驚いたことは、高さ8.5ⅿの岩窟内に本殿が鎮座していること。この洞窟の中に急いで産殿が作られたと伝えられています。


重伝建に選定される飫肥(おび)では、1588年から明治初期までの280年間、飫肥藩・伊東氏の居城だった飫肥城跡と武家屋敷跡を散策しました。日露戦争を終結させたポーツマス条約で外交官として尽力した小村寿太郎が生まれた地でもあります。


ホテルからの景色、食事も好評です!
宮崎、志布志、佐多岬、鹿児島と宿泊するホテルは全てオーシャンビュー。太平洋や志布志湾、錦江湾の景観に加え、鹿児島では桜島の雄姿も部屋から楽しむことができました。朝夕、カーテンを開けると広がる美しい景観にお客様も大喜び。波の音に心が癒されたというお声も多かったです。また、食事も豊富な海の幸を満喫。10月に漁が解禁となった伊勢海老の会席や鹿児島の郷土料理など新鮮な食材をふんだんに使った食事を堪能いたしました。



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