【国内】帰着しました。添乗員レポート
【国内】帰着しました。添乗員レポート
2020年12月14日
庄内ガストロノミー 鶴岡、酒田の旅
2020年11月4日〜11月6日 3日間 添乗員:東京支店 山田 周
<11/4発 添乗員:山田周> 国内有数の米どころで、美しい自然、山岳信仰、江戸時代から明治の文化が色濃く残る庄内地方は、鶴岡、酒田の旅に行ってまいりました。11月上旬はシベリアから白鳥が渡ってくる季節で、庄内平野一帯に白鳥の群れを見ることができます。また、酒田山居倉庫のカエデ、出羽三山の紅葉がちょうど見頃で、秋の風情が感じられる時期でした。
大人気の「庄内スイデンテラス」に宿泊しました
庄内平野の田園風景に溶け込むように建てられた「庄内スイデンテラス」は、四季折々に表情を変える水田風景に、建築を調和させることが大きなテーマとなっています。
木材がいたるところで使われ、すべての客室は縦4メートル、横2メートルの大窓が設置されています。稲刈りを終えたホテル外周の水田には水が張られ、風のないときには水面にテラスが見事に映り込みます。
お料理もシンプルながら、庄内地方でしか栽培されていない野菜が多く使われています。手のひらサイズの「民田茄子」、焼き畑農業で栽培される「温海かぶ」、「月山筍」、プレミアム枝豆として有名な「だだちゃ豆」や、「庄内豚」、最上川の「庄内・秋鮭」など、地元の食材を使ったメニューが大好評でした。
羽黒山の出羽三山「三神合祭殿」参拝
『奥の細道』行脚の宿坊「斎館」訪問
日本有数の霊場で、山岳信仰が今も息づく出羽三山の羽黒山山頂にある出羽三山の「三神合祭殿」を参拝しました。
通常、巡礼者は山頂までの石段を2446段も歩くのですが、今回は山頂へはバスで向かい、道中のハイライトで平安時代の平将門創建の国宝「羽黒山五重塔」、樹齢千年のご神木「爺杉」のみ、参道を歩いて訪れました。ちょうど紅葉の時期にあたり、天候にも恵まれたおかげで気持ちの良い森林浴を楽しみました。
山頂で「三神合祭殿」参拝後は、松尾芭蕉が奥の細道行脚で立ち寄った宿坊「斎館」で庄内の天然素材をふんだんに使った精進料理をいただきました。名物の胡麻豆腐の餡かけ、月山筍の煮物、菊のおひたし、唐取の胡麻味噌和えなど、お客様にお喜びいただけたようです。
羽黒山「三神合祭殿」を参拝 松尾芭蕉も食した「斎館」の精進料理
酒田フレンチの名店「NICO」で太田シェフの創作メニューをいただく
酒田フレンチの名店「NICO」でのお料理は、期待以上のものでした。海と山に囲まれた庄内の風土が育てた食材を先人たちから学んだ本格的なフレンチの技法に、新たなアイデアを加えた見事な創作フレンチを堪能しました。
この店のスペシャリテ「黒バイ貝のコロッケ・ブルゴーニュ風」は、他県からわざわざ食べに来るリピーターもいるほどの人気メニューです。地産の黒バイ貝をバターソースでかためて、コロッケ仕立てにしたオリジナルメニューです。
ナイフを入れるとバターソースがこぼれだし、風味豊かな黒バイ貝とサクサクのコロッケ生地がパセリソースと合わさり、見事な調和を生みだします。素材の良さ、繊細でやさしい味、美しさ、意外性に富んだ料理のおもしろさも楽しむことができました。
名店「NICO」のオーナーシェフ 太田さん スペシャリテ「黒バイ貝のコロッケ」
2泊3日と短い日程でしたが、江戸時代からの北前船による文化が華ひらいた港町・酒田、庄内藩の城下町で、日本で唯一ユネスコ食文化創造都市に認定された鶴岡の魅力を、食とともにたっぷりと味わえた旅でした。
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