【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年09月04日

【帰着レポート】北海道の最高を楽しむ 札幌滞在の旅

<8/31発・添乗員:東京支店 田澤桃菜>
<9/1発・添乗員:東京支店 渋江恭子>

9月2日に開催された札幌コンサートホールKitaraでのチャリティーコンサートに合わせて、設定された今回の企画では、和食と洋食、札幌が誇る2つの名店での夕食をお楽しみいただきました。北海道は3つの海(オホーツク海、日本海、太平洋)に囲まれ、それらの海は対馬暖流、宗谷暖流、津軽暖流、親潮(寒流)の影響を受けており、多種多様な海産物に恵まれています。また、起伏に富んだ地形でもあり、1300以上の山がある一方で、広大な土地を活かして酪農が盛んに行われています。このように豊かな自然に恵まれた北海道の海の幸、山の幸などが集約されるのが中心都市、札幌です。名店が集う札幌の中で、今回選んだのが「ミシュラン北海道」において星を獲得した「すし善」と「モリエール」。弊社の札幌営業所所長の真島が足を運び、実際に味わい、自信を持って、ツアーに取り入れました。それぞれのお店でお食事を終えられたお客様は満足気なご様子で、「食の力」をあらためて感じた旅でした。

一握り、一握りが宝石のように輝いて見えた すし善

すし善の店主、嶋宮勤氏は厚生労働省の卓越した技能者に与えられる「現代の名工」に認定され、さらには「黄綬褒章」も受賞されている札幌屈指の職人です。北海道の海の幸が丁寧に握られ、サービスされたお皿の上に置かれた握りの一つ一つが誇張ではなく、輝いていました。嶋宮氏が熟練の技を駆使するだけでなく、心を込めて握った証ではないでしょうか。お客様もお鮨を一つ召し上がる度に、幸せそうな表情をされていました。

前半にサービスされた7つの握り 左からヒラメ、マグロ、ホッキガイ、今が旬のボタン海老、ヒラマサ、ツブガイ、ウニ
後半は赤身、ホタテ、アナゴそしてカステラのように見えるのは厚焼き玉子です。
握りの前にサービスされた先付。海老、ミョウガ、数の子の酢の物

デザートのアイス最中。鮨屋のアイスとは思えないほど、濃厚で深い味わいのバニラアイスに驚きました。

床の間に飾られていた店名の額縁。店主の嶋宮氏と親交があった平山画伯が揮毫した作品で、左側には「郁夫」の署名も。

ルレ・シャトー加盟のフレンチレストラン「モリエール」

 洋食の名店はフレンチレストラン「モリエール」。ミシュラン北海道で星を3つ獲得しているだけではなく、日本のレストランではわずか9軒のみが加盟しているルレ・シャトーのメンバーでもあります。シェフである中道博氏は2008年洞爺湖サミットの首相主催の晩餐会を担当したこともあり、中道氏の職人魂と、北海道の良質な食材、フレンチの世界が融合して提供される料理を求めて、全国から多くの店が訪れます。店は円山公園の向かいにある閑静な住宅街に佇んでおり、落ち着いた雰囲気でした。予約席の都合上、添乗員は同席ができなかったので、提供された料理の詳細はお伝えできませんが、お客様からは「美味しかった」という感想とともに「驚きの連続だった」というお声もいただきました。北海道の豊かな自然の恵みと、中道氏の創造力が相まって、印象的なディナーをお楽しみいただけたことでしょう。

晴天の中、札幌の観光もお楽しみいただくことができました。

今回は、食事をメインとした旅で、日中は自由行動となっていました。添乗員は大通公園、時計台への散策、二条市場でのランチ、そして列車を利用して小樽への小旅行などにご案内しました。4日間通して、晴天に恵まれ、少し暑かったですが、気持ちよく、札幌滞在をお楽しみいただくことができました。

札幌芸術の森内の美術館ではキース・へリング展が開催されていました。
標高531mの藻岩山山頂から望む
日本新三大夜景に選ばれた札幌の夜景
大通公園のサンクガーデン。ピンクのバラと後方の白い札幌資料館のコントラストが絵画的

大通公園で対となるように並ぶ黒と白のすべり台。黒いすべり台はイサム・ノグチによる作品です。
こちらも札幌グルメの代表格・札幌ラーメン。写真はすすきの、元祖さっぽろラーメン横丁の一角にある「もぐら」の塩ラーメン

札幌から列車で約45分で行ける小樽。写真は北海道初の鉄道路線、手宮線跡地。

北海道の海の幸が集まる二条市場でのランチ。新鮮なまぐろがふんだんに乗って、780円のセットには驚きました。
宿泊ホテルの近くにある中島公園沿いの歩道で見つけたプレート。札幌に新たな歴史が刻まれたことを実感しました。
羊ケ丘展望台にて。蒼穹を背景にすると、クラーク像がより凛々しく見えます。

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