【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年09月02日

【帰着レポート】夏の北海道 札幌滞在の旅 5日間

<8/29発・添乗員:東京支店 桂 智洋>

全国の住みたい街ランキングや、市民の満足度ランキングで毎年全国の1、2位を争う街、札幌。冬の降雪量を考えると、200万人近い人口を擁する札幌は世界中をみてもまたとない街です。街を歩いてみると、駅前や繁華街も東京とは比べものにならないくらいに広々とした道路、豊かに茂る街路樹、区画整備された美しい町並み、冬の生活を支える地下歩行空間、郊外には森のような公園があり、新鮮な食材が道内各地から集まるのでレベルの高いレストランには事欠きません。住みたい街や市民の満足度が高いことにも納得です。そんな札幌に5泊6日、ゆったりと滞在する旅より戻りました。

特徴な的なプログラムをお楽しみいただきました

このツアーでは、特徴的なプログラムをご用意していました。そのひとつが「札幌建築散歩」です。明治時代に屯田兵による開拓で歴史が開かれた札幌は、国内の他の都市と比べて歴史が浅く、歴史的建造物が少ないと思われがちです。しかし、札幌市内(特に中心部)には目を瞠るような建造物や史跡があり、古地図を片手に専門家と一緒に「札幌建築散歩」と題した札幌市内散策はNHKの「ブラタモリ」を思わせる解説で、湿地を拓いて札幌の街を造った屯田兵の声が聞こえてくるようでした。また、座学として「北海道を学ぶセミナー」を開催。こちらも北海道史の研究家の方からのレクチャーや、アイヌ人の女性にも登壇いただき、縁遠いと思っていたアイヌ人の様式美や価値観に触れる機会となりました。また、日中は北海道大学にもご案内しましたが、ここは北大生だけの場所ではなく、四季折々の変化を感じられる場所として広く札幌市民にも開かれています。有名なポプラ並み木や大野池など、190万都市の中心にいるとは思えないような清々しい空気を吸っていただきました。自由食が多かったため、ご紹介するお食事にも一工夫してみました。お寿司や蟹といった北海道グルメはもちろんですが、札幌に来たら是非食していただきたかったのが「スープカレー」でした。スープカレーは、札幌発祥の薬膳カレーで、道産の食材がふんだんに使われているのが特徴です。最初は少し戸惑っていたお客様もやがて、「美味しい!」とおっしゃっていただきホッと一安心でした。

旅の始まりは羊ヶ丘展望台から。「Boys be ambitious!(ボーイズ・ビー・アンビシャス)」
旧札幌道庁 「札幌建築散歩」でご案内しました。赤レンガ造りが見事です

「北海道を学ぶセミナー」ではアイヌ女性からのお話しを聞きました
札幌グルメの「スープカレー」 ルーとほろほろとした地鶏が美味でした

小樽への小旅行 人力車に揺られて

札幌に隣接する小樽は札幌から電車で40分の距離。気軽にお出掛けできます。札幌に滞在中、小樽もしくは富良野・美瑛への「選べる観光」をご用意しており、私は小樽を希望されたお客様をご案内して参りましたのでその様子をレポートします。 まずは、移動中の電車の車窓からの美しさ!石狩湾のブルーに感激しました。「この水平線の彼方には、天売島や焼尻島があって、そのまた向こうには礼文島や利尻島があるんだな」と思わず感慨に浸ってしまいます。小樽他着後は、人力車に乗って、小樽運河周辺や、明治・大正時代の面影が残るレトロな街並みをご覧いただきました。俥夫さんのお話しは興味深く、「人力車なんて久しぶりで楽しい」という言葉もあり大満足の観光となりました。その後は、小樽芸術村のなかにある、ステンドグラス美術館へ。主にイギリスの教会の改築で取り壊される運命だったものをニトリの会長さんが買い取って救ったそうです。ヨーロッパの教会の高い窓に飾られてるためなかなかハッキリと見えないのですが、ここでは目の高さに展示されているので細かい仕事までを見る事ができました。柔らかい光に包まれたこれも心癒される時間でした。

札幌~小樽は、海岸線すれるれを走る「函館本線」の絶景区間です。
小樽駅 道内最古の鉄骨鉄筋コンクリート造の駅舎です 
人力車に俥夫さん 小樽の歴史の説明も思わず聞き入ってしまいました

記念撮影ポイントも逃さず 絶好の角度で写真を撮ってくれます
小樽ステンドグラス美術館 ヨーロッパにいるかのような気持ちになりました

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