【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート

2020年12月09日

青森・下北美食探訪 大間・八戸の旅

2020年10月29日~11月1日 4日間 添乗員:東京支店 山口 亨

青森県は美食の宝庫です。新鮮な海産物、旨味の強い肉類、みずみずしい果物や野菜はどれも一級品ですし、レベルの高いレストランが軒を連ねます。その青森へ、秋も深まり木々も美しく色づくなか、下北半島と八戸周辺を旅してきました。

大間のマグロ、青森シャモロック、八戸産黒毛和牛

旅の醍醐味のひとつは食事だと思います。今回のツアーでは、素晴らしい食事を3回ご案内できたと思います。

ひとつ目は大間のマグロ。言わずと知れたブランドマグロですが、夏から12月いっぱいまでが旬といわれます。ワールド航空ではよく利用する「大間んぞく」へご案内しました。当日お召し上がりいただいたのは、その前日に釣り上げられたマグロで、その日手に入る一番新鮮なマグロでした。赤身、中トロ、大トロとどれもしっとりした身で、それぞれのうま味が感じられる素材でした。

黒いダイヤ・大間のマグロ。味はもちろんのこと、しっとりした食感が印象的でした

また、青森シャモロックの鍋が出された「ほこるや」も素晴らしかったです。青森シャモロックは宮内庁の御料牧場に唯一ひなが出荷される地鶏で、抜群のうま味を持つ鶏肉です。今回は、鍋でせんべい汁にもできるように提供されましたが、噛むたびに溢れてくるうま味、ジューシーな肉は、鶏肉の概念が変わるといっていいくらいの逸品でした。

青森シャモロックの鍋にノドグロ、新鮮な刺身をいただきました

そして、「リストランテ澤内」。オーナーシェフの澤内さんは、八戸でも非常に有名で、ご自身でもワイン造りをするほどです。食材にも非常にこだわっておられ、契約農家の無農薬野菜を使用するのはもちろんのこと、八戸から1時間圏内で入手できる素材を用います。

今回はアミューズ、自家製ハムなどの前菜盛り合わせ、バターナッツカボチャのスープ、魚料理(ブイヤベース)、肉料理、デザートのフルコースをご賞味いただきました。澤内さんもお料理を紹介しにやって来ていただき、お話を伺うことができました。ローストビーフは、年間6頭しか出荷されない八戸産黒毛和牛を使用しているとのこと。肉自体の質もさることながら、低温調理で素材の良さを引き出した澤内さんの腕の良さが光ったひと品でした。

紅葉に彩られた美しい恐山

恐山と聞くと、おどろおどろしい場所を想像される方も多くいらっしゃると思いますが、むしろ、非常に美しい場所に変貌しています。ご参加いただいたお客様から以前の様子をうかがったのですが、現在の姿からは想像もできないような変化の仕方のようです。

恐山の拝殿 恐山は昔の様子とは異なるようです

硫黄が噴出して煙が出てくる風景も鳴りを潜め、ゴツゴツした石が転がり、積み上げられた石塔も並びますが、気味悪がるような光景には感じられません。むしろ、後方に色づいた木々で埋め尽くされた山々に目を奪われ、極楽浄土を想像させるほどです。11月に入ると閉山してしまうのですが、例年10月中下旬が紅葉のピークとなりますので、この時期に訪れるのは、恐山の最も美しい姿をご覧いただけるのだと思いました。

紅葉に包まれる恐山 砂場とのコントラストが美しい

何でもそろう朝市に市場

種差海岸や櫛引八幡宮など、八戸周辺の見どころや、吉永小百合さんがJRのCMを撮影したたぬき小路もご案内しましたが、食に関する見どころはまだほかにもありました。

CMにも登場したたぬき小路

毎週日曜日に夜明けから午前9時まで行われる館鼻岸壁朝市は、八戸市民の皆さんも楽しみにしている週一のイベント。バスのドライバーさんからは、最低でも1時間半は必要といわれたほど、地元の人は心待ちにする朝市です。

以前は、土地や自動車まで売られており、買えないものはないともいわれていました。魚介類、野菜、果物はもちろんのこと、唐揚げ、ハンバーガー、チヂミ、キノコ、コーヒー、そば、うどん、ラーメンそして民芸品など、端から端まで歩くと、様々なものに出くわします。眺めるだけでも面白い朝市でした。

館鼻岸壁朝市は、季節を問わず人気です。地元の人も毎週日曜を心待ちにしています

また、八食センターは青森県内の品物ならば、そろわないものはないといわれるほどの品ぞろえを誇ります。こちらも、魚介類はもちろんのこと、青果類、乾物・珍味、酒類、お菓子、観光客にとってはお土産にちょうど良いものが並んでいます。Go To トラベルキャンペーンの地域振興クーポンが利用できるのもうれしい点で、多くのお客様がお好みの魚などを購入して、宅急便で発送されていました。地元の人も食事にやってくる施設ですから、味もお墨付き。買い物も食事も楽しめる八食センターでした。

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111