【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2020年12月03日

隠岐の島 四島周遊の旅

2020年10月27日~10月30日 4日間 添乗員:東京支店 松本育美

地球の歴史が刻まれたジオパーク隠岐の島へ

隠岐の島は、島根半島沖に浮かぶ他の3つの有人島と多数の無人島とともに隠岐ユネスコ世界ジオパークを形成しています。ジオパークとは、日本ジオパークネットワークによれば、「『地球・大地(ジオ:Geo)』と『公園(パーク:Park)』とを組み合わせた言葉で、『大地の公園』を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所」とのことです。ちなみに隠岐の島の空港はその名も「隠岐世界ジオパーク空港」です。

ホテル到着後、周辺の自然と植物を観察する散策へ出かけると、展望台から美しい夕日を望むことができました。ほんとうに美しく、まるで隠岐の島から歓迎されているようでした。

隠岐の島から見た夕日

隠岐諸島のひとつ、西ノ島は、とりわけ自然に恵まれた場所。断崖絶壁の摩天崖では、日本では珍しく牛や馬が放牧されています。海風の強い断崖のため、背の高い木はありませんが、青々とした緑が広がり、丘の上には牛や馬が放たれ、遥か彼方には美しい水平線が見える素敵な場所でした。訪ねたときには風もほとんどなく、ゆっくりと摩天崖を散策して写真撮影などをしてお過ごしいただきました。日本にいると思えないような自然豊かで解放的な場所でした。

西ノ島の摩天崖では馬が放牧されていました

翌朝は西ノ島の深浦の港からチャーター船に乗って、知夫里(ちぶり)島の西海岸に約1キロにわたって続く、こちらも断崖絶壁の赤壁へ。この日も風は少し吹く程度で波も高くなく、無事に船は出航しました。途中、洞窟に入りながら赤壁を目指し、出航から約30分後には赤壁に到着しました。

名のとおり、赤い地層がうねるように続いていました。これはこの場所に火口があったことを示しているそうで、ジオパークさながらの風景でした。

青い空、青い海に映え、いっそう迫力のある「地球の姿」をご覧いただくことができました。

ジオパークを実感できる赤壁

数多の神々がいる隠岐の島

隠岐諸島は周囲200キロほどの小さな海域の浮かぶ島々ですが、4つの有人島だけで100社以上の神社を数えるといいます。そのうち、名神大の格が与えられている伊勢命神社と水若酢神社は、伊勢神宮の内宮、外宮に対応し、伊勢神宮からの勧請(分霊を迎えること)であるとの説もあります。

豊かな自然だけでなく、その自然のなかで育まれてきた文化や歴史も隠岐の島の大きな見どころでした。

隠岐出雲大社も訪ねました

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