【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2024年11月01日

【帰着レポート】 隠岐の島 四島周遊の旅 

【2024年10月21日~10月24日 4日間 添乗員:東京支店 矢澤高宜】

【2024年10月21日~10月24日 4日間 添乗員:東京支店 矢澤高宜】

松江より北に約80キロ、日本海に浮かぶ隠岐諸島に行ってきました。隠岐の島、中ノ島、西ノ島、知夫里島と4つの島をフェリー、バス、そして貸切船を利用し、個人ではなかなか巡りづらい行程で巡る旅。大自然の絶景、独特の伝統文化、深い歴史、豊かな食と豊富な見どころの一部をご紹介します。

西ノ島 赤尾展望所より名勝国賀海岸を望む

日本に10か所のみ ユネスコ世界ジオパーク認定 隠岐の地質遺産

国際的に価値のある地質遺産を保護し、理解を深め、自然と人間との共生を目指す「ユネスコ世界ジオパーク」。日本には現在10か所ありますが、隠岐もそのひとつ。隠岐の島の隠岐自然館を解説員と共に巡り、理解を深めます。2億5千万年前は大陸と地続きで、その後地殻変動で巨大な湖が出現。1700~600万年前に日本列島と日本海が誕生し、400万年前まで続いた火山活動で隠岐が誕生、その後海水面の上昇下降により島根半島と地続きになったり、離島になったりを繰り返した隠岐諸島。大変分かりやすく、また見やすい展示ですので隠岐訪問の際は必見の場所です。

隠岐の島の地質図 異なる地質が時代ごとに複雑に入り組む様は島の年輪を見るかのようです
解説員の詳しいお話と共に巡ります
遥か大昔、隠岐にはワニがいました

隠岐の大自然のハイライトは島前・西ノ島

隠岐の大自然の特異さを体感するお勧めの地は? と問われれば、私は西ノ島の西部にある国賀海岸を筆頭に挙げます。玄武岩の海岸線が7キロにわたって海の浸蝕を受け、高さ250メートルにおよぶ断崖や自然のアーチ、無数の崖や洞が形成されました。絶景を実際に目の当たりにしたお客様の驚きはかなりのものでした。隠岐を訪れる際にはぜひご覧いただきたい景観です。

自然が造ったアーチ、通天峡はハイライトのひとつです
通天峡近くのもう一つの絶景、天上界
摩天崖展望台 のどかな放牧地も兼ねています

食文化も見逃せません

本土では三重県産が有名なあらめ(荒布)。昆布のように肉厚な食感が特徴の、栄養満点の海藻は隠岐の名産。ひじきの感覚で調理され、隠岐での食事の際、常に小鉢で見かけました。聞けば島の方はひじきはほとんど食べないのだとか。軽いので、お土産にもぴったりです。他にも地元のブランド牛である黒磯牛(隠岐牛)のローストビーフ丼や寒シマメ(スルメイカ)の漬け丼など、地元の名産をふんだんにご用意していますのでお食事もお楽しみください。

隠岐の名産、あらめはスーパーフードです
隠岐牛のローストビーフ丼
お刺身はどこで食べても美味!(一例:手前から時計回りに近目金時、カンパチ、鯛)
中ノ島名物 寒アラメ(スルメイカ)の漬け丼

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