【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2026年06月19日

【帰着レポート】五島列島巡礼の旅

<2026年6月8日(月)~6月11日(木)4日間 添乗員:東京支店 長田俊平>

<2026年6月8日(月)~6月11日(木)4日間 添乗員:東京支店 長田俊平>

五島列島に点在する教会群を訪ね、祈りの歴史と島々の自然、そして五島ならではの食を楽しむ「五島列島巡礼の旅」に添乗へ行ってまいりました。
今回は福江島を起点に、久賀島、奈留島、若松島、野崎島、上五島、そして長崎の大浦天主堂までを巡り、禁教の時代を超えて受け継がれてきた信仰の足跡をたどりました。天候にも恵まれ、青い海と緑に囲まれた教会の姿、島々に残る静かな祈りの空気、そして五島牛や五島うどん、新鮮な魚介など、五島列島の魅力を多角的に感じていただく旅となりました。

野崎島 リニューアルされた旧野首教会

2025年11月、3年にわたる大修理を終え、装いも新たになった野崎島の「旧野首教会」を訪れました。野崎島は現在、定住者のいない「ほぼ無人島」として知られていますが、かつてはこの島にも集落があり、人々が暮らしながら信仰を守り続けていました。
以前は未舗装の道を約50分歩き、最後に急な坂を上って訪れる必要があった旧野首教会ですが、教会の修復に合わせてグリーンスローモビリティ(電気カート)が導入されました。現在は教会の裏手まで直接アクセスできるようになり、わずか4段の階段を上るだけで到着できます。
道中、緑の中に野生の鹿が姿を見せてくれました。野崎島を含む小値賀諸島は、地質や自然環境の貴重さからジオパークとしての価値も注目されており、島の成り立ちや景観そのものも見どころのひとつです。教会内部では、ステンドグラスから射し込む光が静かな空間を照らし、かつてこの地に暮らした人々の信仰の深さが伝わってきました。

青空に十字架が映える、修復を終えた旧野首教会
木のアーチが美しく重なる、教会の内部
ステンドグラスの光が射し込む、祈りの空間
緑の山肌と海が織りなす、野崎島の雄大な自然
透明な海と白砂が広がる、「ほぼ無人島」ならではの絶景も
導入されたグリーンスローモビリティ(電気カート)
道中で姿を見せてくれた、野生の鹿たち

団体のチャーター船だからこそアクセスできる島めぐり

五島列島の旅は、島と島をどのように巡るかが大きなポイントです。個人旅行の場合、福江港から久賀島や奈留島へ渡っても、いったん福江港へ戻る必要がある場合が多く、定期船の便数も限られるため、同じ内容を個人で訪ねようとすると、1週間以上要することもあります。今回の旅では、団体旅行ならではのチャーター船を利用することで、久賀島、奈留島、若松島などを一筆書きのように巡りました。
久賀島では旧五輪教会を訪問。木造の素朴な教会内部には、長い年月を経てもなお祈りの気配が残り、五島の教会群の中でも特に静かな趣を感じさせる場所でした。

久賀島・旧五輪教会
内部には、長い年月を刻んだ木の温もりが残ります。

奈留島では、木々に囲まれた江上天主堂をご覧いただきました。周囲の自然に溶け込むように建つ教会は、外から十字架が目立ちにくい造りとなっており、光の入り方にも工夫が凝らされていました。さらに若松島では、船上からキリシタン洞窟をご覧いただきました。かつて信仰を守る人々が身を隠した場所と伝えられ、食料は近隣の方々が釣りに行くふりをして密かに届け、水については雨水をためながらしのいでいたといいます。そうした話からも、当時の人々がいかに厳しい環境の中で信仰を守り続けていたのかが伝わってきます。

奈留島・江上天主堂
弾圧を逃れた信徒が身を潜めた、若松島・キリシタン洞窟

限られた日数の中で、五島列島の複数の島々を深く訪ねることができるのは、団体旅行ならではの大きな利点です。効率的な移動により、島ごとに異なる歴史や風景をしっかりと味わえる行程でした。

五島牛、五島うどん、新鮮な魚たちに舌鼓

五島は豊かな海に囲まれ、新鮮な魚介に恵まれた土地です。また、五島牛も今回の旅を彩る味覚のひとつです。きめ細かな肉質と深い旨みが魅力で、陶板焼きやステーキなどでその味わいをお楽しみいただきました。さらに、五島を代表する郷土の味として、五島うどんの地獄炊きもお召し上がりいただきました。鍋の中でうどんをぐつぐつと茹で、そのまま取り分けていただくシンプルな料理ですが、細くしなやかな麺と、あご出汁や卵を合わせた味わいは、五島ならではのものです。

本土では出会う機会の少ない、五島牛の贅沢な一皿
あご出汁と溶き卵で味わう、五島名物の五島うどん

教会群を訪ね、島々の自然をご覧いただき、土地の味覚を楽しむことで、五島列島の魅力をより立体的に感じていただける旅となりました。

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