【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2020年11月26日
秋の八ヶ岳高原堂でのショパンと信州芸術の旅 Bコース
2020年10月22日~10月24日 3日間 添乗員:東京支店 松本 岳
秋色に色づき始めた八ヶ岳連峰の麓、八ヶ岳高原ロッジを舞台にして行われた日本を代表にするピアニスト 小山実稚恵さんによるコンサートを楽しむ旅に行ってまいりました。このツアーはA、Bの2つのコースがありますが、「芸術の秋」ということで、八ヶ岳高原ロッジでの宿泊およびコンサートに加え、両コースともに信州の芸術を楽しむ旅です。
私がご案内したBコースでは、長野の東山魁夷館や小布施の北斎館、諏訪湖沿いの北澤美術館など、小さくも世界に誇れるような素晴らしい展示作品のある美術館を巡りました。今回のレポートではこれら信州の美術館に関することや、旅のハイライトである八ヶ岳高原音楽堂でのコンサートの様子をご紹介いたします。

信州で楽しむ芸術の秋
今回の旅のテーマのひとつが「芸術」。
信州には小さいながらも素晴らしい美術館が多くあります。長野駅近くの東山魁夷館や小布施の北斎館、諏訪湖沿いの北澤美術館などを訪れました。

東山魁夷館の外観は現代的な造りになっており、なかには東山魁夷が長野県に寄付した作品を中心に公開されています。
この美術館のおもしろいところは、季節ごとに展示作品が異なるところ。今回訪れたのは10月ということで、秋らしい作品を見ることができました。


3日目の最終日には長野県最大の湖である諏訪湖を訪れ、この諏訪湖沿いにある北澤美術館を訪ねました。館内の1階にはガラス工芸が展示されており、2階には日本画が展示されています。
この美術館で一番、お客様から注目を引いたのがフランスのガラス工芸家でアールヌーボーを代表するエミール・ガレの作品 「ひとよ茸ランプ」。この作品は彼の晩年の大作と言われており、その作品の細かさや色使い、独特の世界観にお客様もひきつけられていらっしゃいました。
八ヶ岳音楽堂に響く、小山実稚恵さんが奏でるピアノの音色
2日目には旅のハイライト、小山実稚恵さんによるピアノコンサートを午後にお楽しみいただきました。
小山さんは世界的に有名なショパンコンクールで3位、チャイコフスキーコンクールで4位に入ったことのある、日本のみならず世界的に有名なピアニスト。そんな小山さんが奏でるピアノの音色を、かつてリヒテルや武満徹らが依頼し吉村順三が設計した八ヶ岳高原音楽堂で聴けるという贅沢なプログラムです。
ちなみにこの音楽堂は、ブーニンやベルリンフィルといった世界中の音楽家が訪れたことのある、音楽家なら一度は音を奏でたいと思う素晴らしい音響効果と自然に囲まれた温かみが感じられる場所です。音楽堂の収容人数は250人ですが、コロナ対策がしっかりと取られており、今回の入場者は収容人数の半分となっていました。

コンサートの内容は、ショパンのピアノコンツェルト第一番と第二番の室内楽バージョン。上品なピアノの音色が木造の音楽堂に響きわたり、あっという間の2時間で最後まで大きな拍手が小山さんに向けられました。
芸術巡り以外にも様々なプログラムでお楽しみいただきました
今回の旅では美術館巡りやコンサートをお楽しみいただきましたが、それ以外のテーマでの観光も充実の内容でした。
長野駅最寄りにある、一光三尊阿弥陀如来様を御本尊として、創建以来約1400年の長い間、阿弥陀如来様との結縁の場として民衆の心の拠り所として深く広い信仰を得ている善光寺には初日に訪れましたが、この時期は外国人観光客が少なく、参拝や近くのお土産屋さんでのお買い物など、じっくりと時間を取ることができました。

また、諏訪湖にある間欠泉センターで見ることのできる間欠泉からの噴出も迫力抜群でした。

四季によってそれぞれの魅力がある信州。12月にはソプラノ歌手、森麻季さんのコンサートを楽しむ旅を企画しております。白銀に染まる冬の信州も魅力的ではないでしょうか。この機にぜひ、お出かけください。
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