【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年05月25日

【帰着レポート】富山ガストロノミー 極上の感性「レヴォ」を楽しむ富山の旅

<5/18発・添乗員 東京支店 太田 勇樹>

唯一無二の料理へのプロローグ

 ここでしか味わうことのできない料理、ここでしか出来ない体験が「レヴォ」にはありました。料理が始まるまでの時間やサービスも、「レヴォ」を味わうためには欠かせない要素だと思います。
 秘境の里と言われる五箇山のもっと先に利賀村はあります。わずか3室しかないコテージの宿泊客には、最寄りの駅から送迎をしてくれるそうですが、食事のみのお客様は最寄駅からでもタクシーで1時間近くかかる道のりを進まなくてはなりません。個人で訪れることの難しさを感じましたが、都会で食べる料理とは全く異なり、利賀村まで訪れないと食べることのできない料理を提供してくれます。まさにローカルガストロノミーを体現しているレストランでした。

ここから先は徒歩か送迎車でレストランへ。

 山深い森の中にポツンと佇む、ダークグレーで統一された建物の中へと入り、ラウンジに通してもらうと、香りの良いお手拭きでひと息つける時間を用意してくれます。長い山道を通ってきた疲れを癒してくれ、扉の向こう側のレストランへの期待が膨らむ時間でした。準備が整い次第、テーブルごとにご案内されていきます。

黒鯛の皮で作成したランプシェード。天然素材とモダンさとの組み合わせが「レヴォ」らしさを感じる。
とんでもない山奥へ来たのだと実感する瞬間です。(ラウンジにて)

 客席の引き出しにはお洒落なメニューやマスクケースがあり、気分を高めてくれます。まずは同じく引き出しにあったお猪口で、周辺の木々から採取した樹液で作ったシロップをいただき、コースが始まりました。その後は利賀村の春をイメージした独創的な一皿一皿に驚かされます。特に今の季節は山菜をふんだんに使った料理。スタッフみんなで裏山へ採りに行くそうです。新鮮な食材にひと手間もふた手間も加えた料理は、今までに見たことのない組み合わせのものばかり。夏は夏野菜かな、秋はジビエやキノコ類かな、冬はどのようなものを食べさせてくれるのだろうと季節ごとの利賀村の幸を楽しみに訪れてみたくなるレストランです。四季のある恵まれた日本の気候風土を食を通して感じることができました。

お洒落な引き出しの中身
池多牛のいちぼの甘味と山菜の苦みが絶妙

 5月に北陸版のミシュランが発表され、見事一つ星から二つ星となりました。また、日本最古の英字新聞社ジャパンタイムズでは、2020年~2021年に日本で訪れるべきレストラン第一位に「レヴォ」を選んでいます。

 これからの活躍が期待される、日本を代表するイノベーティブレストランです。

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