【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年06月04日

【帰着レポート】世界遺産白神山地を歩く旅

2021年5月25日~5月28日 4日間 添乗員 渋江恭子

<5月25日発・添乗員:東京支店 渋江恭子>

白神山地は秋田県の北西部から青森県南西部にかけて広がるブナ林。様々な散策コースがありますが、今回は青森県の深浦町にある十二湖ハイキングコース、西目屋村にあるブナ林散策道をご案内しました。幸運なことに天候に恵まれ、陽光を受けて、多様な濃淡の緑に輝く白神山地のハイキングをお楽しみいただくことができました。

五感が解放される、白神山地での森林セラピー

旅の前半は秋田県と青森県の県境にある深浦町内の宿泊施設「アオーネ白神」に2連泊し、十二湖のハイキングをお楽しみいただきました。新緑特有の柔らかな色合いは目に優しく、森の香りは清々しく、川のせせらぎや鳥のさえずりに心癒されました。白神山地を歩いていると、コロナ禍で塞ぎがちな感覚が解き放たれるのを感じました。広大な十二湖の森を散策しているのは、私たち10名のグループのみで、「世界遺産を貸切り」というこの上ない贅沢なハイキングとなりました。

十二湖の代表格・青池。光が差し込むと神秘的な青が出現します。
迫力の断崖を仰ぎ見る日本キャニオン。白神山地で出会える自然はブナ林だけではありません。
森を歩くのは私たちのグループのみ。世界遺産を貸切っての贅沢なハイキングとなりました。

午後はご希望の方と写真の長池などがある十二湖の森の南部を散策。終日かけて森林浴をお楽しみいただきました。
日暮の池から望む崩山。この山の「大崩」から十二の湖が見えることが森の名前の由来となっています。(実際には33の湖が点在しています。)

日本海沿いの国道101号線を往く、シービュードライブ。

宿泊施設「アオーネ白神」にある展望台に立つと、東側には白神山地、そして西側には日本海を間近に望むことができ、十二湖の森が海に近いことに驚きました。旅の3日目は十二湖の森がある深浦町を出発し、日本海沿いに走る国道101号線をドライブ。途中、様々な植物が育つ行合崎海岸や緑がかった岩が広がる千畳敷海岸などに立ち寄りました。前日の白神山地とは対照的に日本海の景色をご堪能いただきました。

崖の上から望む行合崎海岸。草、土、海が織り成す絵画的な光景。
行合崎海岸で咲いていたアズマギク。

千畳敷海岸は18世紀後半の地震により海床が隆起し、形成されました。この地で津軽藩が千畳の畳を敷いて宴を催したことが名前の由来となっています。
千畳敷海岸に打ち寄せる波。
千畳敷海岸で遭遇したリゾートしらかみ号。国道101号線はJR五能線と並走しています。
バスの車窓から望む大岩。日本海の波が打ち寄せる沿岸部では様々な奇観が続いていました。

海の幸、森の幸、そして弘前フレンチ。バラエティーに富んだ食事をお召し上がりいただきました。

今回の旅では自然の恵みを味覚を通じても感じていただきました。「アオーネ白神」のレストランでは十二湖の清澄な水を利用して育てられた幻の魚「イトウ」の刺身や握りがサービスされました。深浦町の隣町、鯵ヶ沢町は白神山地の清流が注ぐ日本海で育った極上のヒラメが名物。甘め醤油ダレで漬け込んだヒラメを惜しみなく並べたヒラメ漬け丼をご賞味いただきました。アオーネ白神に2泊した後は弘前に1泊。ここでは「レストラン山崎」にて弘前フレンチをお召し上がりいただきました。青森の食の豊かさも感じていただけた旅となりました。

鯵ヶ沢名物・ヒラメの漬け丼。白神山地と日本海の恵みです。
弘前の「レストラン山崎」の子羊とシードルのソース。青森の名産が活かされたフランス料理です。

新緑溢れる弘前公園。弘前では町中のホテルに宿泊し、立地を活かして朝の散策にご案内しました。
弘前公園に続いて立ち寄ったカトリック弘前教会。朝日がステンドグラスを通じて、堂内をカラフルに照らしていました。

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