【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年05月15日

【帰着レポート】『極上の感性「レヴォ」を楽しむ富山の旅 4日間』

2021年5月11日(火)~14(金) 添乗員:東京支店 植松祐太

<5/11発・添乗員:東京支店 植松祐太>

 大変人気のため、追加設定が続いている「富山ガストロノミー」で春の味覚を満喫してまいりました。立山黒部アルペンルートが「雪の大谷」で賑わう時期ということで、白く化粧した北アルプスを眺められる4日間でした。バスの車窓からは勿論、岩瀬の富山港展望台や富山市役所展望塔から素晴らしいパノラマを楽しめます。

見て触って食べて、1日目からホタルイカ三昧

 北陸新幹線かがやきを利用すると、東京駅から僅か2時間強で富山駅到着です。かつては国内線利用が当たり前だったのに、これほど近くなっていると再認識し驚きました。お陰で、初日から観光や夕食を充実させることが出来ました。

 まず向かった滑川(なめりかわ)のほたるいかミュージアムでは、春だけ生きたホタルイカを間近で観察出来ます。通常は水深200~700m辺りに生息しており、産卵のため浅瀬へ上がって来るのがこのシーズンです。しかし、水槽などに入れてしまうと約1日しか生きられません。そのため深夜2時台から博物館スタッフが漁に同行し、毎朝分けてもらうそうです。
 海岸での「身投げ」は珍しい現象なので見られる確率が低く、代わりに発光ショーをご覧いただきました。青白く光る箇所や理由が複数あると学んだ後は、触れてみたり一緒に写真を撮ったり楽しめるコーナーが並びます。普段は沖漬けしか見ないため、イメージよりかなり大きく感じられるのではないで しょうか。

一緒に写真も撮れます

 そして夕食は、老舗旅館「仁右衛門家」にてホタルイカ尽くし会席です。意外にも漁獲量だけで比べると、兵庫県の日本海側に位置する浜坂が圧倒的な水揚げ量を誇っています。しかし底引き網なので傷付きやすく、鮮度では富山湾に敵いません。
 どんなに新鮮でも、サーモンと同じく寄生虫対策として完全な生は控えるべきです。そのため刺身ではなく半解凍のルイベに始まり、昆布焼・しゃぶしゃぶ・天ぷら・酢味噌・釜飯と数年分のホタルイカを満喫出来ました。

ルイベや昆布焼など
しゃぶしゃぶ

 何しろ旬ものなので、翌日ランチで訪れた白エビ料理の「松月」やハイライトの「レヴォ」でもホタルイカが提供されました。もう「ホタルイカは当分要らない」という贅沢コメントまで飛び出し、そのお客様分も美味しく頂きました。

レヴォの「蛍烏賊」

レヴォは、富山南西部の五箇山エリアに在りました

 3日目の午前中に散策するため、木彫で有名な井波まで1時間弱ドライブです。そこから更に1時間ほど、庄川の渓谷に沿って山道をクネクネ上がりました。景色は良いものの、どうしても後方で数名具合が悪くなってしまいました。アルコールの前にバスで酔ってしまわないよう、自信の無いお客様は酔い止め持参がお勧めです。

 ここから先は大型場バスが入れません 
レヴォまで残り150m

 前菜が若干違ったものの、1本目に添乗した酒井康行がメニューも含めて解説済みです。是非、併せてご覧ください。 

 個人的には、ツキノワグマが予想以上に美味しかったです。冬眠明けは余計な脂が少なく、ジビエ特有の臭さが全く有りません。「和牛のしゃぶしゃぶ」と言われても、気付かなかったと思います。
 午後は少し余裕が生まれたので、世界遺産を構成する五箇山の菅沼地区にて写真ストップを挟みました。

「月ノ輪熊(春)」
白川郷と共に世界遺産を構成

自由夕食には、「富山湾鮨」がお勧め

 「富山湾鮨」は店名ではなく、県内50軒近くの寿司屋が共通ルールで展開しているメニューです。宿泊したANAクラウンプラザホテル周辺にも、「佐々木」・「写楽」・「美乃鮨」など複数の加盟店が点在しています。旬のおまかせ10貫+αで3000円が目安となっており、前日までの予約なら何かおまけも付きます。

「写楽」の富山湾鮨

 5月18日発に続いて6月も2本出発予定なので、そちらの帰着後報告も楽しみにお待ちください。

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