【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年05月14日

【帰着レポート】隠岐の島 四島周遊の旅

2021年4月19日~4月22日 4日間 添乗員:東京支店 萩原雄太

 <4/19発・添乗員:東京支店 萩原雄太>

気候穏やかな4月に隠岐の島をご案内しました。一般的には後鳥羽上皇や後醍醐天皇の流刑の地として知られている隠岐の島ですが、そういった歴史以外にもユネスコのジオパークとして認定される雄大な自然や古くから伝わる「牛突き」などの伝統文化など見どころたっぷりな島だということを改めて感じました。ここでは、旅でご案内した素敵な場所を少しだけご紹介いたします。

隠岐ユネスコ世界ジオパーク 圧巻の大自然を堪能

あまり知られていないかもしれませんが、隠岐の島は、日本に9地域あるユネスコジオパークの1つに認定されています。このジオパークとは、「地球・大地(ジオ)」と「公園(パーク)」を組み合わせた言葉で、地球を丸ごと楽しむことができる場所を指します。そしてそれを体現しているのが、西ノ島の摩天崖と知夫理島の赤壁、そしてロウソク岩の景観。摩天崖は馬の放牧がされている牧歌的な景観と切り立った断崖が特徴的な場所で、赤壁は600万年前の火山の地層が見える海食崖、そしてロウソク岩は文字通りロウソクの形をした岩で、そこに夕日が落ちる様子は火が灯ったロウソクそのものです。どれも言葉よりも、ぜひ撮影した写真でその迫力を感じていただきたいです。

摩天崖からの景色は、一度は見ていただきたい絶景です。

赤壁をクルーズ船から間近で見学
赤壁クルーズでは青の洞窟にも挑戦しました。
島後の白島展望台もお勧めです!

ろうろく岩に沈む夕日も無事ご案内できました。
船のガラス越しでもよく見えました。

伝統に触れる 牛突きの見学と隠岐ならではの食を堪能

約800年前、隠岐に流刑となった後鳥羽上皇を励ます為に島の人々が始めたとされる隠岐の牛突きを見学しました。実際の試合とは違い、観光用の牛突きは必ず引き分けで終わらなければいけないので、決着が付かないように牛を制する技術も必要とされます。実際の試合では会場は満席になるということですが、今回は混在していないこともあり、牛同士の闘いを間近でご覧いただけました。そして、牛突き同様に隠岐の伝統を感じたのが食事です。180年前の古民家で昔ながら食事を囲んだり、隠岐で古くから食べられる海藻「あらめ」や珍味である「ベこ」などを味わったのも旅の良い思い出です。

牛同士の闘いを間近で見学
180年前に建てられた佐々木家にて郷土料理を味わいました
隠岐の島の珍味「べこ」正体は意外なあの生物です
伊根にも似た隠岐伝統の屋那の舟屋群も訪問

隠岐の歴史を海士島で感じる

隠岐諸島の中で、最大の島後にはもちろん島の暮らしや歴史が詰まった訪問地が多く、国の重要文化財に指定される玉若酢神社や水若酢神社など見どころがありますが、島前の海士島(あもうじま)にも隠岐の歴史を深く知ることができる場所があります。それが隠岐神社です。ここは、後鳥羽上皇をご祭神とし、後鳥羽上皇の亡き後、ちょうど700年後に当たる昭和14年に創建されました。亡くなる前までの御所として使用されていた行在所跡や火葬塚、そして文化人でもあった上皇の詠んだ和歌などの展示がある資料館を見学し、より深く今の隠岐の背景にあるものを知ることができました。

玉若酢神社の重要文化財に登録される本殿
後鳥羽上皇ゆかりの隠岐神社

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