【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年05月13日

【帰着レポート】五島列島巡礼と小値賀諸島の文化的景観【4日間】

2021年5月10日(月)~5月13日(木) 4日間 添乗員:東京支店 若生 春香

<5/10発 添乗員:東京支店 若生春香>

5月10日発「五島列島巡礼と小値賀諸島の文化的景観の旅」より帰着いたしました。前回は3月、椿の見頃の時期にあわせての訪問でしたが、今回は新緑の時期ということもあり2か月前に訪れた時とはまた異なる景色をたくさん目にすることができました。既に複数の社員による帰着報告が上がっておりますので、重複しない内容にてご報告いたします。

マルゲリータ奈良尾に宿泊しました。

 旅の後半、中通島と若松島からなる新上五島町にて2連泊したのは、2019年3月にオープンしたばかりのリゾートホテル、マルゲリータ奈良尾です。フロントの壁は一面がガラス張りとなっており、天井も高く、広々と開放的なつくりになっています。
 ホテルに到着すると、スタッフの方が温かく出迎えてくださいました。お部屋の数は、新上五島町にある教会の数とあわせ、29部屋となっています。今回は、皆さま奈良尾港から広がる海の見える部屋にご宿泊いただきました。

 もともとは飲食店を全国に展開する会社が運営しているため、お食事には特にこだわりがあり、その味を目当てに宿泊する人も多いことで有名です。今回のご旅行では、この時期に旬を迎えるサザエの炊き込みご飯や、クエのお刺身などを取り入れたご夕食をお召し上がりいただきました。
 ホテルの内観も教会をイメージした黒と白を基調としているなど、細部に渡るまで五島ならではの こだわりが散りばめられています。朝起きると窓の外からは小鳥の囀りが聞こえ、「祈りの島」とも呼ばれる五島列島での、一際ゆっくりと時間が流れる空間での滞在もお楽しみいただきました。

開放的なつくりの斜光を取り入れたロビー
レストラン「海ト空○ト星」では、メインに
ヒエのお刺身盛り合わせ
併設されているカフェでは海を臨みながら、
ゆっくりとコーヒータイムも
お料理に合わせて、食器もひとつひとつ選ばれています


透明度の高い海に囲まれた五島列島

 今回は、梅雨入り前の新緑の時期の訪問となりましたが、3月に訪れた頃とはまた異なる景色を沢山目にすることができました。五島列島はその手付かずの自然の豊かさで知られていますが、中でもいくつもの美しいビーチがあることや、透明度の高い海水に囲まれていることで有名です。五島の美しい景色を求め、都心から雑誌などの撮影に訪れる女優さんも多いのだそう。
 中でも福江島にある高浜海水浴場は、白い砂浜と紺碧の海のコントラストが群を抜いていることから、「日本一美しいビーチ」とも呼ばれています。今回は、お手洗い休憩をかねて立ち寄りました。実際に降りてビーチを歩くと、砂浜の粒子は白く細かく、小さな砂が延々と堆積しています。少し時間があったため、皆さま海風に吹かれながら散策を楽しんでいらっしゃいました。

 旅の後半に訪れた桐協会からは、遠目からでも透き通った海を一望することができ、地元民の間では「隠れ絶景スポット」と呼ばれています。かつてとある旅番組で桐教会を訪れた著名人は、少し前に海外の美しい海を見たばかりでしたが、「こんなに美しい海を見たことがない。日本にこんな場所があったなんて」と、思わず口にしたそうです。水平線を覆うような深緑の島景色と限りなく透明に近く澄み切った海の景色からは、そう言われるのも納得できるほどの景色を目にすることができました。

福江島の白浜ビーチ。どこまでも白い砂浜
新上五島町の桐教会からは、遠目からでもわかるほど
海水が透き通っていました
まるで水鏡のような五島の海
野崎島の野崎海岸。人が全くいないこともまた風情を感じます

奈良尾のアコウ樹

 今回ご宿泊いただいたマルゲリータ奈良尾の近くにある奈良尾神社は、日本一大きなアコウ樹があることで知られています。3日目の午後、少し時間に余裕があったため立ち寄ってみました。

 神社へ向かい鳥居をくぐると、二股に分かれた巨大なアコウ樹が両足で地面に踏ん張るような形でそびえ立っています。その姿から、「天然の鳥居」と地元の方に呼ばれるのも納得です。
 近くで見るとまた迫力があり、幹を伝うヒゲのような気根や、露出した根が幾十にも枝分かれて地を伝っている様子から、生命の力強さを感じました。ガイドさんのお話によると、アコウ樹の葉はとても香りがよく風味が豊かなことから、地元の方はお茶にして飲んでいるのだとか。また、つい最近、マルゲリータ奈良尾フロントのスタッフさんがこの神社で結婚式を挙げられたという話も聞き、皆様ほっこりとした表情をされていました。

鳥居をくぐると、アコウ樹が見えてきます
幹は幾重にも枝分かれし、新芽や花も芽を出していました
「天然の鳥居」と呼ばれる奈良尾のアコウ樹
アコウ樹をくぐると、立派な造りの境内が

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