【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年05月01日

【帰着レポート】越後ふたつの城下町と春爛漫の風物詩 4月特選の旅

2021年4月16日(金)~18日(日) 3日間 添乗員:東京支店 原悠希

〈4月16日発・添乗員:原悠希〉

桜の開花が例年に比べかなり早かったため、出発前には毎日のように三条市が発表しているカタクリの開花状況を確認しては、どぎまぎしておりましたが、結果として見事なカタクリの群生を見ることができました。さらにカタクリだけでなく、菜の花、また春の食材を使用したお食事など、まさに春の風物詩を楽しんできました。

春の風物詩①北五百川の棚田 カタクリの群生

今回の旅においてご参加者のほとんどが最大の楽しみとしていたカタクリ。冒頭でお伝えいたしました通り、見事な群生に出会うことができ、お客様も大満足でした。その日は幸運にも天候に恵まれ、カタクリの群生に加え、桜、そして粟ケ岳の見事なコントラストを見ることができました。また、実は群生の場所に行く際に道を間違えて進んでいたところ親切な地元の方が正しい道を教えてくれたり、またカタクリのことを教えてくださる方もいて、越後の人々の優しさにも触れる機会となりました。

カタクリと桜と粟ケ岳
発芽から開花まで8~9年もかかる上、1年でわずか2か月しか地表に姿を出さない
地元の方がユキワリソウが咲いている場所を教えてくれました
ちゃんと道標がありました
水を張っていない棚田も一興
タラの芽の本来の姿を初めて見ました

春の風物詩②福島潟の菜の花

生憎の雨天ではありましたが、一面の黄色の景色に一気に気持ちが明るくなりました。理想としては晴天の青空と菜の花の黄色の景観が見てみたかった気持ちも少しありますが、それでもご覧の写真のように曇天の灰色の世界の中に菜の花の部分だけが色彩を持ち、その景観が夢の中のようでとても印象的でした。この福島潟は、220種以上の野鳥と450種以上の植物が生息する場所だそうで、季節を変えてまた訪れたいです。

生憎の雨天でしたが、一面の黄色
雨の雫がどこか嬉しそうな菜の花

春の風物詩③山の幸「山菜」

このコースは、村上にて毎月2と7がつく日に開催される六斎市の開催にも合わせた設定日でしたので、我々も地元の人に混じって訪問いたしました。この市は大正8年(1919年)から続く伝統の市で市内外から大勢の買い物客でにぎわう村上の台所です。村上を代表する塩引き鮭をはじめとする様々な食材などが売られておりましたが、特に多かったのが、こごみやゼンマイなどの春の山菜でした。売られている食材を見ては、食べたいなと思いながらも購入する決心がつかなかったのですが、幸いにして「能登新」での昼食にて食べることが叶いました。タラの芽やこしぶらの天ぷらは、ほど良い甘みと茎のぬめりが残り、サクサクの衣と相まって上品な味でした。そして、江戸時代から続く創業240年を超える老舗料亭「能登新」では、山菜だけでなく名物の鮭料理を中心とした料理に舌鼓を打ちました。

六斎市では新鮮な山菜が売られていました
お手洗い休憩がてら立ち寄った道の駅でも沢山の山菜が売られていました
登新の料理長を務める十一代・山貝誠さんより本日の献立の説明をいただきました
タラの芽とこしぶらの天ぷら
絶品の鮭でした。皮まで食べたら、中居さんが「鮭も喜んでおります」と。

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