【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2021年03月03日

【帰着レポート】珠洲岬・ランプの宿と加賀屋で寛ぐ能登の旅

2021年2月21日(日)~24日(水)4日間 添乗員:九州支店 山﨑大輔

<2/21発・添乗員 山﨑 大輔>海に囲まれた能登半島の先端・珠洲岬に建つ「ランプの宿」。僅か14部屋しかない老舗旅館のお部屋からは日本海の雄大なパノラマを臨むことができます。また日本屈指の名旅館「加賀屋」にも宿泊し、特別な宿でのひと時をお楽しみいただくと共に、能登半島の見どころをご案内致しました。

波と風の音だけが響きわたるランプの宿で過ごす特別なひととき

 1519年創業の老舗旅館「ランプの宿」。当時、館内の灯りがランプのみであったことが名前の由来となっています。日本海に面した断崖に位置しており、大型バスでは乗り入れることができないため専用の送迎車に乗り換えて宿へ向かいます。

断崖に聳える立地に建つランプの宿

 日本海を臨む全ての客室には、あえてテレビは置いてありません。その美し眺めは勿論のこと、波の音が心地よいBGMとなって、滞在するお客様の視覚と聴覚を愉しませます。夕暮れ時には宿は優しい灯りで照らされ、幻想的な雰囲気に変わります。また、夕食前には宿から徒歩圏内にある神秘的な“青の洞窟”も訪ねました。

客室からは日本海が一望できます
朝食も日本海を望みながら
夜になると宿がライトアップされ幻想的です
青の洞窟への入口

 そして夕食は日本海の景色を臨む夕食会場にて。ひと手間もふた手間もかけた宿自慢の奥能登の懐石料理に舌鼓を打ちます。日々の喧騒を忘れ、ゆっくりとした時間が流れる非日常のひとときをお楽しみいただきました。

36年連続日本一に輝く「加賀屋」のおもてなし

 日本でも珍しい“海の温泉”が湧き出る和倉温泉では、『プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選』で36年連続日本一に選ばれた「加賀屋」に宿泊。宿到着時には凛とした姿勢でずらりと並ぶスタッフのお出迎えにあっと驚かされました。

到着後すぐにお抹茶のおもてなし
ロビーラウンジで注文したアイスコーヒーには金粉が添えられていました

 夕食は、冬の味覚・蟹をご賞味いただきました。加賀屋ではその季節の旬を取り入れ、能登の幸をふんだんに使ったお食事を提供しているのだとか。また、明くる日の朝食では、夕食であまり生ものを召し上がっていないお客様には火を通したメニューに変更して提供しており、こちらが何も言わずとも一人ひとりの好みを把握して対応をするきめ細やかさに、“加賀屋のおもてなし”を感じられました。

能登の幸が詰まった夕食

能登の冬の風物詩・あぜのきらめきへ。

 輪島では、ご希望の方を「白米千枚田」へご案内しました。夜になると、約25,000個の灯りが棚田を彩ります。15分おきに色を変えて煌めく様子は、まさに幻想的です。

能登の冬の風物詩、あぜのきらめき

 今回は能登半島を周遊し、最後は金沢を訪ねました。いつもは、多くの人で賑わう金沢の観光地もほとんど観光客の姿はなく、ほぼ貸し切りのような場所もありました。観光客が少なくどこか寂しくは感じるものの、本来の風情溢れる街並みや美しい景色を存分に堪能することができた旅でした。

冬の名物である“雪吊り”してある兼六園
ほとんど人のいない金沢城公園
重伝建の黒島集落
風情溢れるひがし茶屋街

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