【国内】帰着しました。添乗員レポート
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2023年09月13日
【帰着レポート】越中八尾「おわら風の盆」と五箇山の旅
〈2023年9月2日(土)~9月4日(月)3日間 添乗員:九州支店 熊谷里佳子〉
〈2023年9月2日(土)~9月4日(月)3日間 添乗員:九州支店 熊谷里佳子〉
この度、富山県を代表する伝統行事・越中八尾「おわら風の盆」を鑑賞する旅に行ってきました。
9月1日から3日間、富山県の八尾市で行われるこの祭りは、300年ほどの歴史をもち毎年20万人近くの人々が訪れるといわれています。雨が降れば衣装や楽器が濡れるため、中断や中止になってしまうこともあり心配していましたが、幸い雨に降られることなく「おわら風の盆」の踊りを鑑賞することができました。
町屋「おんのじ」を貸し切って鑑賞いただきました
今回ワールドだけの特別プログラムとして上新町の町屋「おんのじ」を貸し切って、夕食と町流しを鑑賞いただきました。今回は女将さんの厚意により実現した、上新町の町流しの方々の踊りを間近でご覧いただくというサプライズもあり大好評でした。
11の町で行われる町流しは、町毎に衣装や踊りが異なり、それぞれ違った雰囲気の祭りを体験することができました。今回は「おんのじ」を拠点にして、隣町の踊りを見に行かれる方や、2階からのんびり町踊りを見たりと思い思い様々な楽しみ方で「おわら風の盆」を満喫いただきました。
富山県の海そして、山間部にも足を運びました
ツアー2日目は富山県射水市の海王丸パークへ。パークにある帆船・海王丸はかつて商船学校の練習船として活躍し、1万人以上の海の若人を育ててきました。立山連峰をバックに現役当時のままの優美な海王丸と新湊大橋を眺めることができました。
ここでは、「内川遊覧&12橋巡り」をお楽しみいただき、「日本のベニス」と称される内川の風情ある懐かしい風景を見ながら港へと戻りました。
3日目は五箇山の菅沼合掌造り集落を訪れました。菅沼地区は岐阜県の白川郷とあわせて世界遺産に登録されている合掌造りの家が9軒残っています。白川郷よりも、より角度がきついかやぶき屋根で、今でも実際に人々が生活しています。山村の伝統的な暮らしを伝える五箇山民俗館や五箇山の一大産業だった火薬の原料、塩硝づくりの道具や製造工程を展示する塩硝の館などを見学しました。
コロナの規制も緩和され、日本の代表的な祭りが続々と復活をしている中、この「おわら風の盆」も無事に幕を閉じたようです。秋の訪れを知らせる祭りと地元の方々との交流、そして風情ある古き良き日本の景色を堪能した旅となりました。
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