【国内】帰着しました。添乗員レポート
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【国内】帰着しました。添乗員レポート
2023年09月13日
【帰着レポート】神戸空港発 津軽・下北・函館 津軽海峡の旅
〈2023年9月9日(土)~9月13日(水) 添乗員:大阪支店 八百屋健太〉
〈2023年9月9日(土)~9月13日(水) 添乗員:大阪支店 八百屋健太〉
ワールド航空サービスで初めて神戸空港からの団体ツアー
2025年の国際空港化に向け着々と準備が進む神戸空港からの出発!ワールドのツアーでは初めての利用です。神戸空港は使ったことがないというお客様もおられましたが、新神戸駅から三宮までは一駅(2分)、ポートライナー(モノレール)は10分間隔で出ていて、乗り換え時間を含めても30分もあれば到着できます。駅の改札口から空港ビルも直結、歩く距離も短く、使い勝手はとても良い空港です。
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青森に到着、リンゴ果樹園と岩木山を見ながら五所川原へ
五所川原では「立佞武多の館」を訪問。「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」の掛け声とともに高さ23mの立佞武多が町内を練り歩きます。五所川原と言えば鉄道ファンにはお馴染みの「津軽鉄道」の始発駅、冬のストーブ列車が有名ですがこの時期は鈴虫の羽音を聞きながらのスズムシ列車でした。存続に向け職員と地元の人々の努力を随所に垣間見ることができました。
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田園の中をゆっくり走り、列車は「金木駅」に到着。
金木駅に到着した列車は、上り線の入線を待ち離合します。ここでご覧いただきたいのが、もう日本ではあまり見ることができなくなった“タブレット”、“スタフ”交換です。津軽鉄道は単線のため、衝突事故が起こらないようにタブレット、スタフ閉塞方式がとられ、金木駅でそれぞれの交換がされます。駅員さんと運転士さんとの毎日のやり取りにより乗車する人々の安全が守られているのですね。
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津軽半島では太宰治「津軽」の世界を実体験
金木は作家“太宰治”の故郷です。太宰の実家津島家は地元の大地主で、太宰の祖父の代から金融業にも乗り出し、瞬く間に地方財閥へとのし上がりました。現在は記念館となっている実家の建物「斜陽館」は現在のお金にして8億円の巨費を投じて建てられたもの。また、金木は津軽三味線発祥の地でもあります。生演奏もお楽しみいただきました。
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この日の「龍飛崎」は風もおとなしく晴れやかでした
「ごらんあれが竜飛岬 北の外れと~」、石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」の二番の歌詞です。作詞は阿久悠さん、作曲は三木たかしさん。数々のヒット曲を昭和の世に送り出しました。訪れた日の竜飛岬は天気が良く風も穏やか、寂しげな冬景色を唄った歌詞のイメージとはずいぶん違いましたが、はるばるこの地までやって来た感動がありましたね。
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津軽半島からはバスごとフェリーに乗って下北半島へ
蟹田港から脇野沢へはむつ湾フェリーで1時間。幸い波も穏やか、快適な船旅であっというまに下北半島へ。佐井港から遊覧船で仏が浦へ。明治の文豪で歌人の大町桂月がこの地を訪れた際,自然の造形美の妙に心奪われ,「神のわざ 鬼の手づくり 仏宇蛇 人の世ならぬ 処なりけり」という歌を詠み、世に紹介したことで一般に知られるようになりました。
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あの世とこの世とをつなぐ霊山「恐山」
比叡山・高野山とともに日本三大霊山といわれる恐山。ここまで天気が良かったのですが、恐山に近づくとあたりは霧に包まれ、急に薄暗くなってきました。夕暮れ前、観光客は下山した後の恐山は霊域、この世とあの世をつなぐ場所と言われますが、その景観と相まってなんとも不思議な雰囲気に包まれていました。
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下北半島の突端、「尻屋崎」と「大間崎」を訪れました
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大間から「大函フェリー」で津軽海峡を渡り函館へ。
弘南バスのドライバーさん、ガイドさんとお別れし、フェリーに乗り込み一路函館へ。波は穏やかで90分ほどで函館港に到着しました。ここではサブちゃんの歌が口をついて出てきます。函館は坂の町。「思わず手をつなぎたくなる」あのCMで有名な八幡坂からの眺めを楽しみました。
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北の海の恵みをほおばる各地でのお食事
このたびのコースでは各地での食事も楽しみのひとつでした。中でも特にご紹介したいのが、中泊のメバル料理です。中泊町が新たな名物にしようと2015年から打ち出したのが「津軽海峡メバル」です。町をあげて取り組みブランド化に成功した「中泊メバルの刺身と煮つけ膳」はプリプリでした。またホタテやアワビもメジャーな食材。ホテル竜飛では生きのよいアワビをバター焼きにしていただきました。
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桜や紅葉の季節など、青森には季節ごとに美しい景色を見せてくれる場所がたくさんありますが、夏の青森は海と空の青と森の緑のコントラストが素晴らしかったです。ぜひ、季節を変えて青森を訪れてみてください。
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