【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2023年01月20日

【帰着レポート】高志の紅がにと富山冬の味覚 3日間

〈2023年1月18日発 添乗員:大阪支店 八百屋健太〉

 富山県射水市、新湊漁港の新名物を食べに冬の富山に行ってきました。富山県の冬の味覚と言えば氷見の寒ブリが有名ですが、近年「高志の紅がに(こしのあかがに)」というネーミングで売り出し中なのが深度1000mの海で育つ“紅ずわいがに”です。富山湾は沿海から急激に深くなっており、紅ずわいがにが獲れる漁場と港がとても近いことから鮮度の良い状態で水揚げされるとのこと。かなり深い海、つまり高い水圧がかかる環境で生きている紅ずわいがには、その水圧に負けないために自分も水分を多く含んだ体でいる必要があります。そのため身には水分が多くてとってもジューシー!足の身をちゅるちゅるっと吸い込むように食べることができます。

一人一杯の蟹を丸ごと豪快に食す!

 紅ズワイガニはその名の通り茹でる前から甲羅が赤いのが特徴ですが、茹でるともっと赤みが増します。今回はおひとり様に一杯ずつの蟹を丸ごとお召し上がりいただきました。茹で汁が飛ばないように気をつけながら、4本の足をつかみバリバリと割ると付け根の部分できれいに分かれます。それをガッツリかぶりついたり、箸で身をほじくり出したり、はさみで切り込みを入れて身を取り出したりしながら黙々といただきました。カニを食べるとみんな言葉が無くなるのは全国共通、今回も蟹と格闘しながら豪快にお召し上がりいただきました。

茹で上がった高志の紅がにを丸ごと
かに小屋では黙々と豪快に蟹を食べます

富山の海の幸のお寿司を、砺波地方の伝承料理もいただきました!!

 富山湾は沿海から急激に深くなっており、水深は1000mを超え、海底は複雑な谷を形成しています。海抜3000mの立山連峰からのミネラルを多く含んだ水が一気に流れ込むため、とても栄養豊富な海で“天然の生け簀”とも言われます。その富山湾で獲れた海の幸を、このたびは富山駅前のお寿司屋さんでいただきました。ブリやヒラメ、高志の赤がに、甘えびなどに加え富山のもう一つの名物、白エビも軍艦でいただきました。色とりどりの魚介類が並ぶお寿司、見た目も美しくとても美味しかったです。また色とりどりと言えば砺波地方の伝承料理「農家レストラン大門」の田舎料理もとても美しいものでした。砺波地方で古くから仏事等で参会者が頂いていた精進料理を発展させたもので、干野菜を水で戻してから調理する等手間暇をかけ作られた“特別な”料理です。野菜を中心としたヘルシーな料理は見た目も味も大満足でした。

富山湾の海の幸をお寿司でいただきました
見た目も楽しい砺波地方の伝承料理 「農家レストラン大門」

冬の立山連峰の美しさは感動ものです

 一年を通じて雨や雪が多く、地元の人でもなかなかその雄姿を見ることがないという立山連峰。「山がきれいに見えるのは年間80日ぐらいかな~」とは地元のバスガイドさんの話。今回は雨の間の晴れ間にくっきりと立山をご覧いただくことができました。3000mクラスの山並みが海に突き出ている風景は、世界広しといえどここでしか見ることができないでしょう。バスの移動中もずっと立山連峰の雄姿を車窓に臨むことができました。この写真は海王丸パークからの立山連峰の眺めです。

海王丸と立山連峰
新湊大橋と立山連峰

冬の庄川峡遊覧と富山の国宝寺院もご覧いただきました

 庄川峡の遊覧は春夏秋冬どの季節もとても美しいものですが、近年SNSなどで話題になっているのが雪景色の庄川峡です。白銀の世界を船で行くというのが世界中に配信され、世界各国から多くの観光客が訪れるようになったそうです。私たちが訪れた時は暖かい日が続いたため白銀の世界とまでは行きませんでしたが、所々に雪が残りこれはこれできれいでした。台湾からの方々と同じ船になり雪の話題で会話も弾みました。また、富山には二つの国宝寺院があります。一つは前田家ゆかりの曹洞宗「高岡山 瑞龍寺」、そしてもう一つは去年の12月に国宝に指定されたばかりの浄土真宗本願寺派「雲龍山 勝興寺」です。富山の大工・職人の腕が冴えわたる歴史的建造物です。

庄川峡の遊覧
瑞龍寺
勝興寺

 雪が心配されましたが、今回はなんとか天気も持ってくれて、いろいろな景色を楽しむことができました。これから富山の美味しいものが本格的にシーズンを迎えます。ぜひ冬の富山へお出かけください。次回の富山の旅は下記よりご覧ください。

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