【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年10月18日

【帰着レポート】街道をゆく 東海道五十三次の旅【6日間】

2022年10月13日(木)~10月18日(火) 添乗員:本社営業部 吉田将也

<10月13日発・添乗員:本社営業部 吉田将也>

江戸の五街道の中でも日本の東西を結ぶ大動脈として、最も大事な街道・東海道の旅に添乗して参りました。現在でも大きい町に発展している宿場が多い東海道ですが、街中にかつての街道としての名残を見ることができたり、当時から続く名物料理を味わったりと、旅情あふれる旅となりました。

五十三次で紹介される数々の宿場町を訪れます。

 東海道五十三次の名の通り、街道沿いには五十三の宿場町が並びます。それらの街並みはそれぞれに個性を持っているため、旅路を進むにつれ、景色が様々変わることが街道旅の魅力です。今でも天守を構える城下町や大名が宿泊した本陣、街道一の土産物で栄えた商家の並び、浮世絵師・歌川広重の描いた「東海道五十三次」から見られる当時の街並みと今残る街並みを比べながら歩くことも楽しみの一つとなりました。

日本橋から西を目指して、最初の城下町・小田原では、小田原城をガイドと散策しました。
歌川広重の浮世絵の三嶋宿にも朝霧に隠れた三嶋大社が描かれています
今でも浮世絵の世界のような街並みが残る有松宿
東海道一の土産「有松絞り」の実演もご覧いただきました。

かつての街道をゆく人々が旅した難所の数々を訪れます。

 街道の難関である箱根の峠越えや浜名湖畔・今切れの関所など、当時のように旅をするのが、このツアーの醍醐味です。各地のガイドの解説とともに訪ね歩くことで、当時の旅人が何を思って、どのように旅をしていたかを追体験するかのようです。

京都へ向かう道中、最初の難関である箱根関所。通過する旅人を取り締まる様子が伺えます。
難儀な川越えで知られた大井川。当時は防衛上の理由で橋もなく、人足が旅人を担いで足で渡らないといけない場所でした。
西から江戸に向かう旅人を厳しく取り締まるのが新居の関所です。取り決めが書かれた高札が並び、旅人も緊張したことでしょう。
砂州が地震によって沈み、海とつながった浜名湖では、今切れの渡しを再現しました。

各宿場町では、今も名の知れた老舗にて名物を。

 一つの場所にとどまらない旅であるため、食事も各地の名物をご紹介しておりました。鞠子宿では浮世絵にも描かれたという丁子屋にてとろろ汁、街道唯一の海路「七里の渡し」の舞台である桑名宿ではハマグリ会席と宿場が誇る老舗の味を存分に味わいます。

舞阪では、店の生け簀に飼うエビをその場で調理する活き天丼をお召し上がりいただきました。
桑名宿では名物のハマグリを使ったハマグリ会席を堪能。
五十三次の絵に描かれた店とされる老舗・丁子屋。風情ある茅葺屋根の外観が特徴的です。
丁子屋のとろろ汁。かつての旅人も食べていたと思い浮かべながらの食事は、街道の旅らしい楽しみ方です。

弊社ツアーでも特に人気をいただいていた「街道をゆく」シリーズの第一弾として発表された当ツアーは、日本の伝統的な街道を歴史・風景・文化と様々な視点から学ぶことができる旅でした。

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