【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年09月26日

【帰着レポート】天草「五足のくつ」と霧島「妙見石原荘」【5日間】

2022年9月5日(月)~9月9日(金)・9月26日(月)~9月30日(金) 添乗員:本社営業部 吉田将也

<9月5日、9月26日発・添乗員:本社営業部 吉田将也>

このたびは、九州中南部・熊本県天草と鹿児島県霧島に位置する2つのこだわり宿に宿泊する、一味違う九州の旅に添乗して参りました。観光はもちろんですが、宿泊場所が違うと旅行全体の印象もガラッと変わるものです。訪れた宿を含めて、天草や鹿児島の様々な魅力をご紹介いたします。

天草に隠された秘境リゾート「五足のくつ」を訪れました。

古くからキリシタン文化が根付いた天草下島西岸の森にひっそりと佇むのが「石山離宮 五足のくつ」。雰囲気漂う石造りの門をくぐると、まさに異世界といった空間が広がっておりました。客室は全て離れとなり、周りは木々や竹林によって外界にさえぎられているため、まさに究極のプライベート空間です。ロビーもキリスト教学校「コレジヨ」をイメージしたどこか懐かしく、異国の文化が根付く天草らしい宿でした。

五足のくつの石門。日常とかけ離れた異世界への入り口です。
コレジヨ館は、東南アジアなどから取り寄せた木材が使われていたりと、異国情緒あふれるデザインになっていました。
「個」の時間、空間をテーマにしており、お食事も自然に囲まれた半個室で、のんびりとお楽しみいただけます。
すぐ近くには、天草灘を一望する展望台があり、青空・夕焼けと時間を変えてご覧いただけます。

霧島の渓流沿いに佇む上質な温泉宿・妙見石原荘

霧島山系から流れる天降川が流れる渓谷沿いにひっそりと佇む妙見石原荘は、霧島火山帯の恵みを受けた7つの源泉を敷地内に備えているという珍しい旅館です。滞在中は、川のせせらぎを聞きながら、様々な温泉を心行くまでお楽しみいただけます。またお料理も見どころのひとつ。鹿児島の上質な食材を活かした純和風料理は、どれもこだわりを感じるものばかりで、より滞在を充実させてくれます。鹿児島を訪れたらぜひ訪れたい宿といえるでしょう。

鹿児島らしい地元の石を使った「石蔵」。お食事もお楽しみいただけます。
天降川の渓流沿いには、気軽に入れる足湯も。自然を感じながらゆったりとしたお時間を楽しめます。
地元の食材をふんだんに活かした夕食も楽しみの一つ。旬のものを料理人の腕によって、上品な味わいに仕上げております。
宿の近くを散歩してみると、霧島の山々の間を縫うように流れる天降川の景観をご覧いただけます。

天草・鹿児島の歴史文化に迫る観光も充実しております。

旅の中では、訪れるそれぞれの土地に関わる歴史や文化を知る観光にもご案内いたします。天草では弾圧の時代を耐え抜いた天草の潜伏キリシタンの生活の様子や天草四郎率いた島原・天草一揆の歴史を紐解く各施設、そして教会を巡ります。また芦北では不知火海を代表する原風景「うたせ船」で伝統漁法を体験したり、人吉では司馬遼太郎「街道をゆく」でも紹介された国宝・青井阿蘇神社を訪れたりと、熊本県の魅力を幅広く紹介いたしました。

禁教が説かれて初めて建てられた天草の教会・大江天主堂。丘の上にそびえる白亜の外観が印象的です。
日本家屋の並ぶ漁村の真ん中に突然現れるゴシック教会・崎津教会。内部は畳敷きとなっている国内でも珍しい和風教会です。
不知火海の原風景ともいえる「うたせ船」の帆が上がる様子。帆に受ける風の力のみで海を漂うゆったりと時間をお過ごしください。
歴史は1200年前にさかのぼる茅葺屋根が特徴的な人吉・青井阿蘇神社。人吉ならではの建築様式もご覧いただけます。

海外旅行が再開されましたが、探してみれば日本国内にも様々な個性をもつ「こだわりの宿」というのがあります。そこでの宿泊は、以前に訪れたことがある土地の旅も、一味違う、思い出に残る旅に変えてくれることでしょう。

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