【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年07月15日

【帰着レポート】花咲く尾瀬ヶ原・見晴に宿泊 尾瀬横断ハイキングの旅

〈7月11日(月)発 添乗員:山口 亨〉

尾瀬日帰りハイキングは多くのツアーでご案内してきましたが、今回は見晴にある山小屋に宿泊して、福島県側から群馬県側に抜けるルートで、尾瀬の大自然を満喫してきました。強い雨に降られる時間が長かったですが、尾瀬ヶ原では朝夕と青空も顔を出し、美しい尾瀬にも出会えました。

咲き始めたニッコウキスゲが美しかった大江湿原

 尾瀬を歩くツアーは多くありますが、交通の便が良い群馬県鳩待峠から尾瀬ヶ原を少し歩いて同じルートを戻る場合がほとんどです。近年、シカが植物を食い荒らす被害が大きく、シーズンになっても花が少ない場所がまだまだ多いです。その点、沼山峠から入って尾瀬沼手前にある大江湿原は、早くからシカ対策を行っていた効果が大きく、花々を楽しめる確率が高い場所となっています。今回も、ワタスゲとニッコウキスゲが一緒に咲く時期にあたり、花と尾瀬の山並みを楽しむことができました。また、尾瀬沼周辺の森林浴を楽しみながら歩けるルートは最高です。雲っていたので燧ケ岳の全貌を眺めることはできませんでしたが、おいしい空気を吸いながらのハイキングは贅沢の極みでした。

木道のすぐ横に咲くニッコウキスゲ。足取りも軽やかになりました。
季節外れの水芭蕉も咲いていました。
ワタスゲとニッコウキスゲの共演(カメラにうまく写せなくてすみません)
時折、岩場も歩きます。本降りの前で助かりました。

宿泊者のみが楽しめる尾瀬の静寂

 少し観光客が戻ってきているように感じましたが、それでも尾瀬で一晩過ごす人々はまだまだ少ないです。山小屋が一人部屋利用を容認していることもあってか、女性の一人ハイカーさんも多く見かけました。
 夕方、夜、朝と静まりかえった尾瀬ヶ原は、ただ眺めているだけで充実した気持ちになります。刻々と変化していく空の色、時折聞こえる鳥の鳴き声、風が吹けば草がカサカサと音を立て、低い雲は流れるように進んでいきます。今回は、バケツをひっくり返したような激しい雨に降られたこともあり、日没前には虹を見ることもできました。燧ケ岳、至仏山の両方ともピークを眺めることができたのも、雨が多かった中では幸運な事でした。

夕焼けの尾瀬。雲がオレンジ色に染まり、いつまでも眺めていられました。
午前5時前ですが、宿泊客は朝日を鑑賞。至仏山がきれいでした。
1日目ハイキングルート(赤い線)のご紹介
(三角がスタート地点、四角が終了地点)
土砂降りの後で見られた尾瀬に架かる虹。疲れも吹き飛びます。
朝焼けの中の燧ケ岳。くっきりとした輪郭で存在感が増します。
2日目ハイキングルート(赤い線)のご紹介
(三角がスタート地点、四角が終了地点)

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