【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年02月15日

【帰着レポート】肥薩おれんじ鉄道サンセット乗車と天草の旅

2022年2月6日~2月9日 4日間 添乗員:九州支店 柴尾 祐樹

<2/6発 添乗員:九州支店 柴尾祐樹>

鹿児島の出水には、秋になると越冬のためにシベリアから1万羽を超えるツルが飛来し、早春まで滞留します。飛来数とその種類では日本一で、朝の餌付けに合わせて一斉に飛び立つ景観は想像以上でした。また、東シナ海沿いを走る人気の観光列車「肥薩おれんじ鉄道」では、夕暮れの時間に合わせてサンセット乗車を楽しみました。天草では潜伏キリシタン関連の遺構や博物館など見学し、変化に富んだ充実の4日間でした。

展望台から見る朝焼けと空を舞うツル

圧巻の景色 1万羽のツルが羽ばたく出水

早朝、6時15分にホテルを出発し、バスにて出水市ツル観測センターへ。毎年10月中旬から12月にかけて1万羽を超えるツルが越冬のためシベリアから渡来し、3月ごろまで滞在します。朝日の昇る前に到着し、観測センターの屋上展望台へ。東の空が赤く染まり、まわりがうっすら明るくなると周囲には無数のツルの群れが見えました。7時過ぎ、餌に合わせて一斉にツルが羽ばたき、空を舞う景色は圧巻の一言。黒色のナベヅルや白と灰色で目の周りが赤いマナヅルを中心にその数の多さに驚くことはもちろん、ツルたちが優雅に羽を広げて大空を羽ばたく姿は、他では決して見ることのできない、出水の冬の風物詩です。

1万羽近くのツルが飛来します。
美しい朝日も見ることが出来ました

九州西海岸を走る観光列車「オレンジ食堂」

16:30分出発のおれんじ食堂に乗車し、川内駅から出水駅まで約1時間46分の列車の旅を楽しみました。JR九州人気の観光列車「36ぷらす3」や「ななつ星in九州」を手掛けた水戸岡鋭治デザインの車両で、かつてJRだったおれんじ鉄道は九州新幹線の開通により今は第三セクターとなりました。東シナ海沿いをゆっくりと走るレストラントレインの元祖です。途中、東シナ海を見下ろす薩摩高城駅、お洒落な駅舎が印象的な阿久根駅で途中下車しました。沿線の食材をふんだんに使った4コースのお食事も車内にてお召し上がりいただき、オレンジ色の染まる夕景を車窓から楽しみながらのんびりとした時が過ぎていきました。

おれんじ鉄道
おれんじ鉄道車内ではお食事をお召し上がりいただけます。
車内でお食事を準備
今回はフルコースをいただきました。
車内の様子

天草では歴史、自然、食事を満喫

天草ではアレグリアガーデンに連泊し、ゆったりと2日間天草の見どころを訪ねました。織田信長の時代にキリシタン大名の名代としてローマを訪れた天正遣欧少年使節団や南蛮文化、天草・島原の乱など奥深い歴史、世界遺産の崎津集落や大江教会など潜伏キリシタン関連の遺構、そして美しい島の自然景観や新鮮な海の幸が豊富な美味しい食事など堪能しました。現地の人々もこの状況の中で可能な限りの案内をしてくださり、また私たちの訪問をとても喜んでいただきました。

天草四郎ミュージアム
正覚寺
世界遺産の崎津教会がある崎津集落

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