【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2022年01月28日

越前冬の風物詩「カニ街道」と郷愁の敦賀

2022年1月25日~1月27日 3日間 添乗員:東京支店 近 博之

<1/25発・添乗員:東京支店 近 博之>

越前海岸、華やかなりし北前船の時代を感じた三国湊

福井県一の大河、九頭竜川。この河口に江戸時代に栄えた北前船の町、三国湊があります。ここでは旧森田銀行本店を見学。豪商の森田家が廻船業の衰退を察知した明治27年に森田銀行を創業し業種転換をはかりました。そして大正9年に見事な洋館風の建物を建設し、本店として開業しました。外観は西欧的なデザイン、内部や豪華な漆喰模様。設計は横浜開港記念会館や長崎県庁も手掛けた山田七吾郎氏です。その後、材木商の旧岸名家を見学しました。夕刻、かつて花街しても賑わった三国湊。芸妓さんは全国でも有数の芸達者だったと言います。その名残を残す茶屋にてお抹茶と三味線をお楽しみいただきました。茶屋の外はひっそりと静まった現代の小さな街。ここにも江戸の頃を偲ばせる三味線の音色が響きました。

三国湊ではお茶屋で三味線を楽しみました

大正期に建設された旧森田銀行本店

越前の文化、歴史を深く知ることができる旅

福井県は2023年に北陸新幹線延伸で多くの観光客を見込んでおりますが、どうしても富山、金沢で観光客の流れが止まってしまいます。そのせいか、独自の文化、歴史はまだまだ観光地化されずに、そして人々の温もりすら感じてしまいます。越前和紙、一乗谷朝倉氏遺跡、北前船で北陸五大船主となった右近家など、なかなか個人の旅ではアクセスしづらい訪問地を効率よく巡ることができました。

越前和紙の里では文化・芸術としての素晴らしさを知りました

越前市にあります越前和紙の里を訪れました。越前和紙は奈良時代には仏教の経を写すために重用され、室町から江戸幕府にも「越前奉書」として最高品質の紙として認められていました。近代でも横山大観をはじめとする多くの芸術家に支持されました。紙の文化博物館では学芸員の説明もあり、越前和紙の長い歴史、作業工程や原料、紋様の入れ方など、興味深い展示でした。そのお隣にある卯立の工芸館では職人の方が実際に塵選り(ちりより)や手漉きを見せてくれました。

まだ雪が残る越前和紙の里
越前和紙職人の紙すきを見学

一乗谷朝倉氏遺跡へ

今回の旅では越前海岸を中心に巡りましたが、内陸の一乗谷と永平寺にも足を伸ばしました。内陸部はまだまだ雪が深く、「冬らしさ」を感じることができました。一乗谷朝倉氏遺跡では、すっかり晴天となり真っ白な雪に埋もれた500年以上前の遺構がとても印象的でした。当時は大きな寺院の入り口だった唐門から朝倉氏の庭園跡、第五代当主で最後の当主でもある朝倉義景の墓、復原街並みを巡りました。織田信長包囲網であと一歩で天下人になろうかと活躍した戦国武将朝倉義景が築いた街並みは、雪に埋もれながらも、こんなところにあったんだ、、、と感慨深く見学をすすめました。

戦国時代には壮大な寺院がありました

雪の一乗谷朝倉氏遺跡

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