視察レポート

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2023年05月22日

【視察レポート・韓国第2弾】 韓国の印象的な2つのプレミアムホテル

名古屋支店:柴﨑 範朗

先週の柴尾九州支店長に引き続き、韓国の視察レポートをお送りいたします。3月初旬、中部空港からはまだ便が少なく(4月以降コロナ前同様に戻ってきています)、関西空港からソウルへ向かいました。機内は訪日帰りの観光客であふれ、卒業旅行らしい日本の個人旅行の方々が交じっている感じでした。仁川空港到着後、以前見かけたような日本のグループの到着待ちの日本語看板は皆無で、何度となく訪れたところですが、なんだか新鮮な雰囲気でした。

一度は泊まってみたい伝統韓屋スタイルの5つ星ホテル
「慶源斎(キョンウォンジェ)アンバサダー仁川」

2015年に韓国建築の名匠が集まり、伝統的な様式ながら快適に過ごせるホテルとして作られたこのホテルは、広大な敷地にわずか30室のみ。仁川のビル群の囲まれた中にある韓国の新旧を対比できるよう雰囲気、少ない部屋数とサービスの良さの為、韓国でも最も確保困難なホテルとも言われます。グループの予約は勿論不可能でしたが、コロナ禍を通して現地と交渉し、実際に訪れて直接話をした結果、限られた出発日ですが一定数の部屋を確保することができました。 韓国の玄関口でもあり、国際的に発展を続ける仁川の中心部・松島(ソンド)。高いビル群が立ち並び、その間に緑あふれるセントラルパークが横たわり、その公園に面して慶源斎アンバサダー仁川はあります。都市部にありながらも喧騒とは無縁で、贅沢な敷地の使い方をしたこのホテルでの宿泊は旅のひとつのアクセントとしても印象に残ることでしょう。

建物はすべて韓国伝統スタイル。敷地内の散策もお勧めです。まわりの近代的なビルとの対比も面白いです。
慶源斎アンバサダー仁川の堂々とした入口
落ち着いた雰囲気のレストラン 全館韓屋スタイルですがレストランや寝室は西洋式を取り入れられてますのでご安心ください
伝統的な韓式のスペースもあり、雰囲気を味わえます
慶源斎アンバサダーと仁川のビル群
伝統的な韓屋式ですが寝室はベッドスタイルなのでご安心ください。
すべての部屋に檜風呂があり、旅の疲れを癒してくれます。
部屋の室温や照明はパネルで管理します。日本語表記もできます。
ホテルスタッフ及び現地スタッフと集合写真

地上555m、世界で6番目を誇る高さからソウルを見下ろす「シグニエルソウル」

 ソウルでは慶源斎アンバサダー仁川と打って変わった近未来的なホテルに宿泊することにしました。韓国最高層ビルであるロッテワールドタワー内の76~101階(客室は87~101階)にあるシグニエルソウルは、蚕室駅の近くに位置し銀色に輝く姿はまさに近未来的なホテルです。レセプションがあるのはなんと79階で、そこからもソウルの景色が一望できます。
 ホテル内のレストランのひとつ「STAY」はフランスで唯一3つ星レストランを二つ持つ伝説的なシェフ、ヤニック・アレノ氏が監修のフレンチレストラン。有名グルメガイドブックで星を獲得しているこちらのダイニングは予約の取りにくいのですが、ホテルとあわせて予約をしております。超高層ビルからソウルの幻想的な夜景を見ながらのフレンチのコースをお楽しみください。

 あまり聞き馴染みのないホテルかもしれませんが、厳しい審査基準をクリアしなければ認められないラグジュアリーコレクションの「THE LEADING HOTELS OF THE WORLD」に加盟しています(ロンドンの「ザ・リッツ」やパリの「ル・ブリストル」、日本の「帝国ホテル」などが加盟)。サービスは勿論、ホスピタリティや様々な設備も充実のホテルです。

地上555mの高さを誇る「シグニエルソウル」
窓が大きく取られた客室。ウォッシュレット付のトイレやシグニエル別注のネスプレッソ(コーヒー)など細かなところにもこだわりが詰まっています。
宿泊者専用ラウンジもあり、コーヒーや紅茶などともにスナックなどを楽しめ、17:00以降はスパークリングワインなども用意されています。日本語を話せるスタッフもおりますので、安心です。
ホテル内には6つのレストランがあります。今回は有名グルメガイドブック1つ星の「STAY」にてフレンチの夕食をご用意しました。

伝統的な韓屋スタイルのラグジュアリーホテルと最新式の超高層ホテルのふたつの対照的なホテルを利用した新たな韓国の旅、どうぞご期待ください。次回の視察報告は新たな観光地として、知る人ぞ知る伝統韓屋集落の魅力をご案内します。

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