蟹の中でも最も有名であり、美味しいとされるズワイガニ。日本海の冬の味覚として知られているこの蟹は、水揚げされる場所によってその名前が異なります。昨今では、地域により細分化されている呼び名ですが、やはり代表格と言えるのは、松葉ガニと越前ガニではないでしょうか。このたびは、そんな冬の味覚の王とも言える、２つの蟹を楽しむ旅をご用意しましたので、ご紹介します。

①城崎温泉　西村屋本館で味わう「松葉がに」の旅　3日間

【京都駅集合・3日間】11月24日(水)、12月8日(水)発　旅行代金￥198,000（１名利用追加料金￥60,000）

江戸時代安政年間創業、150年の伝統を今に伝える山陰随一の日本旅館「西村屋本館」。政財界の重鎮や文人墨客にも愛された城崎温泉を代表する名宿で、現在日本に11軒しかないルレ・エ・シャトー加盟のホテル・旅館のひとつであり、その風格ある和の佇まい、上質なもてなし、そして四季折々の但馬の美味を盛り込んだお食事は、国内外で高く評価されています。このたびは、この憧れの宿を、人気の高い松葉ガニの季節にお取りすることができましたので、ぜひこの機会のお出かけいただきたく存じます。素敵な宿に滞在しながら、松葉ガニの中でも高品質とされる鮮度抜群の津居山ガニを使用した蟹料理を、どうぞお楽しみください。

②越前ガニの名店「川喜」と金沢の旅　3日間

越前海岸の絶景、東尋坊の近くに位置する三国港。皇室に献上される最高級の越前ガニの水揚げ場として知られます。その三国港で水揚げされる最高の蟹を、仲買いの資格を持つ目利きのご主人、大森さんが競りに参加し競り落とす極上の蟹だけを提供しているのが、越前ガニの名店「川喜」です。通常では、ツアーでの利用が難しい中、少人数でと無理を聞いていただき、昨年に引き続き今年も9月の予約開始を待って、お願いすることができました。蟹特有の旨味を余すところなく味わえる茹で一本勝負の蟹料理をどうぞお楽しみください。