【国内】注目の旅
【国内】注目の旅
2022年03月25日
初夏に訪ねる街道の旅 2コースにご注目ください。
発表して以来、街道ファンも出てくるほど好評をいただいた「街道をゆく旅」。江戸時代の人々に思いを馳せながら、当時を偲びつつ宿場町を巡る旅は、他のツアーでは味わえない旅の醍醐味があり、旅の真髄を感じられるのではないでしょうか。このたびは、初夏の季節に訪れる2つの街道旅のご案内です。
白河から竜飛崎へ みちのくをゆく奥州街道・奥地紀行 8日間
江戸五街道の1つ奥州街道。福島県白河宿から青森県三厩宿までの五街道最長となる街道で、蝦夷地の大名による参勤交代はもちろんのこと、蝦夷防衛のための重要行路として機能してきました。さらに、松尾芭蕉の奥の細道や源義経伝説も残っていることから、独特のみちのく旅情をお楽しみいただけます。
東海道や中山道のような大規模な観光開発がされなかったことから、いまなお往時の雰囲気を残す宿場町が多いのが奥州街道の特徴です。各地に残された歴史ロマンや伝統、美しい自然景観や名物郷土料理など、東北の魅力詰まった8日間の壮大な旅です。
日本橋から日光へ 東照宮への道をゆく日光街道歴史の旅 5日間
江戸と東照大権現・徳川家康を祀る日光を結ぶのが「日光街道」です。街道沿いに今も残る宿場町を訪ねれば、歴史ある町並みや各地で大切に紡がれてきた伝統文化に出会えます。日光は訪問したことがある方でも、江戸時代の旅人のように時間をかけて旅をすることで、また新しい発見や感動を体験できることでしょう。
終点の日光では、2日間にかけて世界遺産をじっくりとご案内します。日本の観光ガイドの起源とも言われる「堂者引き」の案内で巡ったり、巫女による通常非公開の将軍着座の間を見学したりと、見せ方にもこだわりました。
また、東北の二大街道として「羽州街道」の旅も発表する予定です。松尾芭蕉を筆頭に、伊能忠敬、吉田松陰、イギリス人旅行家イザベラ・バードなどが歩いて日記や紀行文を残しています。山形や天童、新庄、弘前など奥州街道の宿場町とはまた違った魅力があります。ご期待ください。
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