少し気が早いかと思いますが、秋のツアーをそろそろお考えの方に、秋の絶品をご紹介します。

長野の栗の名店、小布施堂の秋の名物、大きなモンブラン「朱雀」です。栗のシーズンである9月中旬から10月中旬の期間限定で、小布施堂本店／本宅にて賞味できる栗の点心・元祖朱雀は、採れたて、蒸したての新栗を、皮を除き素麺状にそのまま裏ごして、砂糖も加えず栗あんの上に押し出したものをふわりと盛った栗の点心。まさに栗の化身です。

今年は9月10日～10月17日の期間提供と決まりました。毎秋これを目当てに訪れる人も多く、行列が出来てしまいます。ちなみに予約は8月1日からです。
他にも洋風仕立てにしたモンブラン朱雀もあり、小布施栗本来の味を楽しめます。

栗の町・小布施は千曲川の東岸にあり、江戸からの面影を強く残し、長野の小京都と呼ばれ歴史的遺産の多い町です。北斎や一茶ゆかりの地としても知られ、ゆっくりと歩いていただきたい町です。栗の時期なら特に小布施にはお立ち寄りください。

（旧コラム「旅の3つ星」より）