日々是旅立

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2021年07月14日

北の国から(その6)

社長 松本佳晴

北海道の最高を楽しむ
「すし善本店」と「モリエール」

 銀座にも支店を構える実力の持ち主「すし善」の本店(ミシュラン1つ星)は、札幌の高級住宅街のひとつ円山公園に近い上品で堂々たる店構え。
 厚生労働大臣表彰「現代の名工」(平成20年)、また秋の黄綬褒章(平成23年)を受賞している大将の嶋宮勤さんはもちろん健在。
 北海道の素晴らしい海の幸に、手間暇かけた江戸前の丁寧な仕事ぶりには、一貫口にしただけで思わずうなずきます。奇をてらわず実直そのもの、正統派の王道ともいうべき12貫が絶妙なタイミングで登場してきます。これには「参りました」と頭が下がる思いでした。
この日は、幸いなことに大将にお目にかかれましたが、その気さくで飾り気ない温かい人柄を親う人が多いことが、よくわかりました。平山郁夫画伯とも長年の知己で、中国にもご一緒された、というほどで、今は亡き平山画伯の作品が何気なく飾られていました。

「すし善」大将と松本
一口ずつうなずいてしまう味わいです。
ご旅行中は、北海道の海の幸をご堪能ください。
平山画伯の絵が飾られていました
「すし善」の入り口

北海道フレンチの最高峰で至福の時を

 北海道唯一のルレ・エ・シャトーがフレンチの名門「モリエール」です。こちらも円山公園近くの高級マンションの1階の花と緑に囲まれた素敵な店構え。ミシュランの3つ星に輝く、名実ともに北海道最高級フレンチと称されています。
 中道博オーナーシェフは、札幌のホテルでフレンチを学び、渡仏してからは、1981年オーストリアでの世界料理コンクール日本代表として金賞を受賞、1984年に札幌にモリエールを開業して、2008年の洞爺湖サミットでも腕をふるい、、、という凄い経歴です。「飲食業」ではなく、「プロの職人でいたい」という徹底した理念で、今もあくなき「おいしい料理」を探求する姿には、尊敬しかありません。
 今回も、モリエールのポリシーで最大8名様までなら、と快く予約を引き受けていただきましたので、「すし善本店」と、二夜にわたり交替で8名様ずつ「北海道最高のフレンチと最高のお寿司」を楽しんでいただくことにいたしました。ご期待ください。

モリエールの入口です。
デザートも、この華やかなこと。
ホッキ貝のリゾット風。美味なるかな。
落ち着いた店内。スタッフの対応も素晴らしい。

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