日々是旅立
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2021年07月21日
北の国から(その7)富良野の印象
社長 松本佳晴
日本画の大家「後藤純男美術館」
富良野は「北の国から」(1981年-2002年)で、すっかり全国区のスポットになって久しい。幾つかのファームと、あのラヴェンダー畑の紫の印象が強いが、松本イチオシのひとつが「後藤純男美術館」です。
美瑛の「青い池」と富良野の中間に位置する美術館。千葉県生まれの日本画の大家、後藤純男の幅6メートルを越す大作「十勝岳連峰」(2002年)には、特に胸を打たれます。北海道の美しさと厳しさが、観る者に凄い力で迫ってきます。奈良の四季の移ろいを描いた作品、大作「黄山」などの中国大地や、中国江南地方の農村風景も、中国を旅された方には特に懐かしい。
2020年3月から首相官邸を飾る見事な「桜爛漫の大木」も、この後藤の作品で、貸出されているもの。その評価の高さを物語っています。長年、東京芸大の教授、名誉教授の要職にありましたが、残念ながら2016年10月に永眠されています。
北海道の大自然に魅了され、数多くの北海道の作品を遺してくれた後藤純男。富良野の滞在中に訪ねてみたいものです。
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