【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2024年06月25日

【帰国レポート】ミディ・ピレネーとドルドーニュ河畔の美しい村 

<2024年6月9日~6月18日 10日間 添乗員:東京支店営業部 吉田将也>

<2024年6月9日~6月18日 10日間 添乗員:東京支店営業部 吉田将也>

訪れる地域を変えれば、新しい顔に出会える、そんな何度も足を運びたくなるのがフランスという国です。今回の旅の舞台は、南西部に位置するミディ・ピレネーと呼ばれる地域。丘陵地帯の中にあることから近代化の手が届かず、よりフランスののどかな田舎風景を残している地域で、「フランスの最も美しい村」に加盟する村の数がいちばん多いのがこの地域です。フランスのより素朴で可愛らしい村々をめぐる旅に添乗しましたので、その様子をご紹介します。

巡礼の村・コンクでの宿泊。朝夕と時間を変えて楽しむ村歩き

スペイン随一の聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラへ続く巡礼の道の途中にあるコンク村。山奥にひっそりとたたずむかのような素朴さがありながら、世界遺産にも登録されているサント・フォワの教会の大きさ、そしてタンパンに刻まれたロマネスク彫刻の美しさに衝撃を受けました。
日中は、村外から日帰りの観光客で多くにぎわうのですが、ここに宿泊することで朝一番の人気のない静かな様子や夕暮れの雰囲気などに出会うことができました。

早朝、朝散歩で村の全体を眺めるスポットへ。道中も観光客がほとんどいない村本来の姿をご覧いただけました。
日暮れ時のコンクもここに宿泊しなければ見られない姿です。時間帯が変わればこうも印象は変わるものです。
村のはずれにあるチャペル。1枚目の写真はここから撮りました。
夜、幻想的なライトアップをされた教会内でコンサート

崖際・要塞…個性的で美しい村の宝庫。

周辺を山や丘に囲まれたミディ・ピレネー地方は、主に川を使った交通で栄えていたこともあり、鉄道の発展からは遅れたこともあり、近代化の波から逃れた歴史があります。そのため今でも昔ながらの伝統的な村景色に出会えます。特に、中世断崖に築かれた村も多く独特な景観を生み出しています。

切り立った崖に沿うように、3段に積み上げられたロカマドールの村。数々の奇跡が起きた巡礼の聖地です。
宿泊したホテル敷地から撮ったアルビの旧市街。夕焼けに染まる赤レンガの町並みが美しいです。
「フランスの最も美しい村」コルド・シュル・シエルを遠望するスポットにも寄り道しました。
コルド・シュル・シエルの村内をじっくり散策。
サルラの自由行動では、町を一望する展望エレベーターに。
南仏のロワールと呼ばれるドルドーニュ河では村や古城を眺めるクルーズに。
歩くだけではなく、船やプチトレインを用いて、いろいろな視点から散策をお楽しみいただきました。

このたびご紹介したフランス南西部というのは、公共交通機関のアクセスも難しく、それだけに日本ではまだ知名度があまり高くない村がたくさんあります。しかし訪れてみれば、どこも美しく、まるで絵本や物語の世界に迷い込んだかのような感覚を覚えます。通り過ぎる村さえ美しい、そんな知られざるフランスの部分を旅してみてはいかがでしょうか。

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