【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2023年08月17日

【帰国レポート】夏のモンゴル ゴビ砂漠の絶景と花咲くテレルジの旅 8日間

2023年8月4日(金)~8月11日(金) 8日間 東京支店・事業構造改革推進部 須谷 和哉

〈8月4日発 添乗員・東京支店 須谷 和哉〉

 日本からわずか5時間で行くことができるモンゴル。『モンゴル』と聞くと、遊牧民族が馬に跨り草原を駆け抜ける様子を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。今回のツアーでは、そんなモンゴルのイメージがガラッと変わるような雄大な自然に触れる旅となりました。また、砂嵐、スコール、そして満点の星空と砂漠地帯だからこその体験もしてきましたので、旅の様子をお届けします。

旅の始まりは南ゴビから。「ゴビ砂漠」の大絶景を堪能

 旅の始まりは南ゴビから。モンゴル国土のうち40%を占めるゴビ砂漠。名前はご存知でも訪れたことのある日本人は少ないのではないでしょうか。今回は4輪駆動車に分乗し、道なき道を走りゴビ砂漠の大絶景を楽しみました。

 まず、訪れたのは『ツァガーン・スヴァルガ』。海底隆起によって出現し、何百万年という月日をかけて形成された景観の雄大さを感じました。続いて、『ヨリーン・アム渓谷』を訪ねました。標高2000mほどの高所にあるこの渓谷は「鷲の谷」と呼ばれていて、ヒゲワシや野生のアイベックス、ナキウサギなどが生息していることでも知られています。そして、4日目には世界で初めて恐竜の卵の化石が発見された『バヤンザクの崖』、風によって形を変える『モルツォグ砂丘』を訪ねました。変化に富んだ南ゴビの景観に驚かされました。

海底隆起によって出現した「ツァガーン・スヴァルガ」
さらさらとした砂で風によって形を変える「モルツォグ砂丘」
世界初、恐竜の卵の化石が発見された「バヤンザクの崖」
土漠の中に突如あらわれる「ヨリーン・アム渓谷」
ツァガーン・スヴァルガを訪れた人を迎える「キャラバンサライ」

いたるところで動物の群れに遭遇しました

 オフロードの道を走っていると、ラクダ・馬・山羊・羊など、数多くの動物の群れに遭遇。モンゴルの動物たちは比較的おとなしく、近くまで寄って写真を撮ることもできました。そして、ラクダ体験や乗馬体験を通して動物に触れ、現地の方の生活の様子を見ることができました。

 また、ゲルキャンプの近くに馬の群れが現れ、手が届くほどの距離でご覧いただきました。

可愛らしい表情でカメラに目線をくれたラクダたち
ゲルキャンプのすぐそばまで馬の群れが来ていました
全室シャワー・トイレ付きのゲルキャンプに宿泊です

モンゴルの歴史にも触れました 

 首都・ウランバートル、テレルジ国立公園では、人々の信仰の中心になっている所へもご案内しました。ウランバートルでは、ボグドハーン宮殿とガンダン寺へ。ボグドハーン宮殿は、モンゴル最後の皇帝が暮らした宮殿です。また、ガンダン寺はチベット仏教の総本山として現在も信仰の中心となっています。高さ26m、重さ90tの観音像の迫力には圧倒されました。テレルジでは、信仰の対象『亀石』へ。遠目からでも亀の形がはっきりと分かるほどの大きさでした。

 また、近代化が進むウランバートルですが、歴史的な建造物をはじめ魅力ある街になっています。天才仏師・ザナバザルの美術館や終戦記念のザイサン・ドルゴイの丘など、モンゴルの歴史にも触れました。

モンゴル最後の皇帝が暮らした「ボグドハーン宮殿」
テレルジ国立公園に住む方々の信仰の対象「亀石」
チンギス・ハーンが鎮座する国会議事堂のあるスフバートル広場(ウランバートル)
チベット仏教の総本山・ガンダン寺に建つ高さ26m、重さ90tの観音像

 大草原のイメージが強いモンゴル。しかし、南ゴビには一面砂漠の景色が広がります。いい意味でモンゴルのイメージを変える旅。1度モンゴルを訪れたことのあるお客様にも、ぜひおすすめしたい旅です。

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111