【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年08月10日

【帰国レポート】夏のモンゴル ゴビ砂漠の絶景と花咲くテレルジの旅 8日間

<2023年7月14日(金)~7月21日(金)添乗員:東京支店 福森 崇>

<2023年7月14日(金)発 添乗員:東京支店 福森 崇>

2015年以来のモンゴル、個人的にはコロナ前以来の海外添乗になりましたが、必要書類も特に無く、以前と全く変わらないツアーの添乗になりました。
コースとしては当社でも初めてご紹介する箇所も多い新企画コースでしたが、ツアーのタイトル通り、3泊滞在でご紹介した迫力の「ゴビ砂漠の絶景」、2泊滞在でご紹介した「テレルジ国立公園」も花一杯の景観をお楽しみいただきました。砂漠地帯のゴビのエリアと、イメージ通りの緑の草原のモンゴル、対照的な全く異なる景色の違いが想像以上だったというご感想も多いご旅行になりました。

迫力の「ゴビ砂漠の4つの絶景ポイント」

国内線の飛行機で訪れるため、日本でもここを組み入れたツアーをあまり見かけることがありませんが、迫力ある大自然の絶景をお楽しみいただけるのがモンゴル南部のゴビ砂漠一帯です。ちょうど現在放映中の日曜劇場の「VIVANT」(日曜日21時からTBS系列で放送中)の舞台になっており、初回放送では堺雅人さんが荒野の断崖のような場所で佇んでいる姿が印象的でした。(3回目の放送まで主に現地での話になるので、ご覧になってみてください・・・)
ゴビ砂漠は広く中国内蒙古自治区からモンゴル南部一帯に広がる地形で、緑豊かな草原をイメージするモンゴルと違って、「ここがモンゴル?」といった印象すら持つ場所かもしれません。
主に4つの絶景ポイントがある中で2日目の宿泊箇所に近いのがワールドでも初登場の「ツァガーン・スヴァルガ」。「白い仏塔」と称されるこの大地は、かつて海の底であった土地が隆起して出来た絶景で、地中に含まれる鉄分、石灰岩に含まれる鉄分が所々で赤や黄色の岩肌に見られる丹霞地形が特徴です。広く見下ろす山上からの眺望、角度を変えて見上げるように見るポイントからは大自然のエネルギーを感じさせます。
他にも翌日にはヨーリン・アム渓谷、ゴビが恐竜の化石発掘のメッカになった原点でもあるバヤンザグの崖、モルツォグ砂丘など、日替わりでそれぞれに特徴ある景色を堪能できます。

ツァガーン・スヴァルガの迫力ある絶景
恐竜の化石発掘のメッカにもなっている南ゴビで発掘された
タルボサウルスの化石がお迎えするゴビ自然歴史博物館
(2日目・ダランザドガドにて)

進化を感じるモンゴルの旅行事情

今回はゴビ砂漠エリア3泊のうちツァガーン・スヴァルガで1泊、南ゴビで2泊の滞在でしたが、南ゴビの連泊はゲル様式の宿泊施設にも関わらず、各ゲルにシャワー・トイレが完備され、ここでの食事は昼食・夕食のメインコースは3種のメニューからのチョイスが可能になっており、かつては羊一辺倒だった食材もビーフやポーク、チキンといった各種の肉に加えてラクダのステーキもありました。地域柄どうしても魚が出ることはほとんどありませんが、いずれも食べやすい(ラクダは臭みも無く、肉も柔らかく是非お勧めです! チャレンジしてみてください)ものでありました。ツァガーン・スヴァルガは共同シャワー・共同トイレではありましたが、比較的新しい施設でもあり、暖かいお湯もしっかり共有され、かつてモンゴルで難儀したウランバートル以外の宿泊も格段にレベルアップしております。

2泊する「ドリーム・ゴビ・ロッジ」のレストラン棟と宿泊する
周囲のゲル
ツァガーン・スヴァルガで宿泊する「キャラバンサライ」の
レストラン
「キャラバンサライ」の共有トイレ。実にきれいで清潔でした
「ドリーム・ゴビ・ロッジ」の昼食で選んだメインの
ポークチョップ

イメージ通りの緑の草原で一面に花咲く中での散策

南ゴビの砂漠地帯からウランバートルに戻ると一転して大都会ですが、そこから僅か1時間ほどバスで走るとテレルジ国立公園に到着します。首都のウランバートルからも至近であること、自然豊かな地形の特徴から多くの観光客が訪れる有数の観光地でもあります。道中は定住している人々の町や、放牧しながら遊牧生活を送る人たちの生活の一端を眺めながらの移動で、ヒツジや馬の群れの他にもヤクの群れも見ることができました。いかにもモンゴルらしい景観です。
テレルジ国立公園の到着すると、そこには立派な宿泊施設として多くの外国人客を迎えるリゾート施設も多いのですが、7~8月は何といっても多くの種類の、色とりどりの花々が宿泊するゲルの周囲でもたくさん見られるのが嬉しい点でもあります。実際宿泊するテレルジ・スター・リゾートのゲルの周りでも群生するエーデルワイスがそこかしこで見られました。

テレルジ・スター・ロッジの周囲で見られたエーデルワイスの群生
テレルジ近郊で見られた花
テレルジ近郊で見られた花
テレルジ近郊で見られた花

ウランバートル~南ゴビの中心地・ダランザドガド間の往復の国内線、最終日の成田空港行きのモンゴル航空の国際線は、いずれも早朝出発のため、時に早朝のモーニングコールから始まって、長い一日をお過ごしいただきます。

乾燥した地形と空気、砂漠地帯は日中も暑く、体調管理に気を付けながらのご旅行にはなりましたが、さすがに撮影が難しいので写真では紹介出来ないのが残念ですが、澄んだ空気の中で見られる満点の星空(今回は天の川までバッチリ見られました)など、決して日本では味わうことのできない箇所を巡ることができました。想像を超えるこれらの絶景を是非皆様にも楽しんでいただきたいと思います。

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