【海外】帰国しました。添乗員レポート
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2023年07月13日
【帰国レポート】夏の沿岸急行船と欧州最北端ノールカップへの船旅 11日間
<2023年7月3日(月)発~7月13日(木)着 添乗員:本社営業部 渋江恭子>
<2023年7月3日(月)発~7月13日(木)着 添乗員:本社営業部 渋江恭子>
ノルウェーの港町ベルゲンから出発し、北極圏・キルケネスまで6泊7日かけて沿岸急行船でクルーズする旅より帰国しました。今回は北極圏は太陽が沈まない白夜の時期で、早朝から深夜までノルウェーの絶景をご堪能いただける旅でした。
寝る間が惜しくなる「世界有数の美しい航路」の船旅
沿岸急行船は南はベルゲン、北はキルケネスまでノルウェー西海岸の沿岸にある34の港に寄港しながらクルーズします。船上からはフィヨルドや雪をいただく峰、カラフルな家屋が並ぶ港町などが望め、あるガイドブックでは「世界で最も美しい航路」と紹介されています。今回は白夜の時期でしたので、24時間、船上から景色を楽しむことができました。特に印象的だったのがツアー6日目にトロルフィヨルドを23時30分~24時にクルーズしたことです。幅わずか100mほどのフィヨルドに幅20mの沿岸急行船が入っていくと、切り立った岩壁や流れ落ちる滝が目前に迫り、大迫力の景色を望むことができました。外国人を含めた多くのお客様が展望デッキに集まり、深夜であることも忘れて景色に見惚れていました。
北緯71度 欧州最北端 ノールカップの地を踏みしめました。
沿岸急行船北行の寄港地のハイライトはノールカップです。ホニングスヴァーグで下船後、トナカイが放牧されているツンドラ地帯を約45分ドライブすると、北緯71度10分21秒、欧州最北端の岬に到着します。目の前に広がるのは北極につながるバレンツ海。夏でも冷たい風が北のはずれに来たことを感じさせてくれます。そのほか「北欧のパリ」とも称されるトロムソ、ノルウェー最古の都が置かれたトロンハイムなどに寄港し観光をお楽しみいただきました。さらにノルウェー国鉄最北端の駅があるボードー、パステルカラーの家並みが美しいオーレスンなども寄港時間を利用して散策しました。バスツアーでは訪れづらい港町との出会いも沿岸急行船の醍醐味でしょう。
カジュアルにリラックスして楽しめる船内ライフ
沿岸急行船は貨客船の役割も兼ねているので、客室やエンターテインメントは観光に特化したクルーズシップと比べれば、豪華ではありません。しかし、客室は限られたスペースを有効に活用できるように機能的に設計されていたり、展望デッキや屋内ラウンジなどパブリックスペースが充実していたりと十分に快適に過ごしいただくことができます。航行中も船内イベントが催されたり、見どころとなる景観を説明してくれたりとお客様がクルーズライフを満喫できるように様々な心遣いがあります。
乗船前にはベルゲンに2連泊。芸術と自然をご満喫いただきました。
今回の旅の始まりはベルゲンに2連泊し、観光時間を十分にお取りしました。定番のブリッゲン地区だけでなく、ノルウェーを代表する音楽家・グリーグが晩年に暮らしたトロルハウゲンを訪ねたり、現地ガイドお薦めの展望スポットからベルゲンの町並みと港を眺めたりもしました。沿岸急行船の乗船地としては通過することが多いベルゲンですが、魅力溢れる街をしっかりと楽しく観光していただきました。
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