【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年06月27日

【帰国レポート】 ビジネスクラス直行便利用 スリランカ名作ホテルと世界遺産の旅

<6月13日(火)~6月22日(木) 添乗員:東京本社営業部 清水龍士郎>

<6月13日(火)~6月22日(木) 添乗員:東京本社営業部 清水龍士郎>

 スリランカ出身でトロピカル建築の第一人者と言われる建築家ジェフリー・バワ。今回の旅は5都市計8泊しましたが、彼の作品であるホテルには計3ヶ所、6泊しました。バワの作品は自然と融合していることが特徴で、ホテルのどこにいてもスリランカらしい自然が感じさせられました。彼の作品を中心に本ツアーを振り返ります。

ジェフリー・バワの手掛けたホテル滞在 

 今回の旅ではネゴンボの「ジェットウィング・ラグーン」1泊、ゴール「ジェットウィング・ライトハウス」2泊、ダンブッラ「ヘリタンス・カンダラマ」に3泊と、ジェフリー・バワの手掛けたホテルに宿泊いただき、彼の世界観に浸っていただきました。

 スリランカに到着した初日には「ジェットウィング・ラグーン」に宿泊。ここは彼が手掛けた最初のホテルです。フロントからは大きなプールとヤシの木が印象的で、アジアリゾートの雰囲気が感じられました。

フロントからの景色です

 ゴールにある「ジェットウィング・ライトハウス」はインド洋のすぐそばに建ちます。フロントからインド洋を一望できるほか、ホテル内を歩いているだけでも南国風情が楽しめます。バワ建築の特徴でアル自然をいかした造りで、自然の岩がホテルのいたるところに溶け込むように置かれています。また敷地内には彼の友人であったラキ・セナナヤキの作品も残されています。今回は雲がかかって綺麗には見えませんでしたが、天気が良ければインド洋に沈む夕日もお楽しみいただけます。ホテルに居ながらにして存分にスリランカの自然を感じることができました。

ホテルのプール。自然の岩が点在しています
すぐ目の前にはインド洋。寛ぎながら海、夕日を眺めが楽しめます

 3連泊した「ヘリタンス・カンダラマ」。バワは海沿いに建築を設計することが多かったのですが、ここは唯一内陸部に造られたマウンテンリゾートです。鬱蒼とした森の中に佇み、彼の目指した「建築と自然の調和」が具現化されています。

 バスでホテルに向かう途中「本当にこんなところにホテルがあるのか……」と感じさせられる森を駆け抜けると、その先には立派なホテルが建っていて、皆様大変驚かれた様子でした。

ロビー 森と一体化している様子が見てとれます
部屋からの景色 遠くには世界遺産シギリヤロックを望めます
自然を壊さない造り。同じ岩ですが、館内と外で分けられてます。

ジェフリー・バワを知る

 今回、ホテル宿泊だけでなく、見学としても彼の作品群を見てきました。

【ザ・ブルーウォーター】

 ここは彼が手掛けたホテルのうち、最後の作品です。広いガーデンには丁寧に手入れされた緑の芝生、空とともに青く輝くプールとリゾートを感じさせるヤシの木のコントラストは見事でした。実はこのヤシの木は無造作に植えられたものではなく、バワの設計図の中に記されていたようです。

青と緑のコントラストが素敵なガーデン
外の景色を見ながらお寛ぎいただきました

【ルヌガンガ】

 ルヌガンガは、彼にとって永遠に完成する事のなかった理想郷と言われています。バワが生涯をかけて造り、広い敷地そのものから家具やインテリア、オブジェにいたるまで全てが、バワのこだわりで溢れています。

 都会の喧騒から離れ、静かな郷を歩きながら見学していただきました。

バワはこの椅子に座り、この景色を眺めていたそう
鶏小屋。国会議事堂のモチーフになったそうです

 今回はジェフリー・バワの作品を紹介いたしましたが、スリランカは語りつくせぬほど魅力にあふれた国です。少しでもご興味のある方は、ぜひ現地を訪ねてみてください。

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