【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2023年06月26日

【帰国レポート】インドシナ最高峰の絶景と高原サパの優雅な休日

2023年6月18日(日)~23日(金)6日間 東京支店 相澤満弘、笹島侑弥

<6月18日発 添乗員・東京支店 相澤 満弘、笹島 侑弥>

 このたび、ベトナムの奥地にある高原都市サパを訪れる6日間の旅に、添乗員として同行いたしましたので、その様子をお伝えします。

 お蔭様で23名のお客様にご参加をいただき、2名の添乗員でご案内して参りました。

眼下に広がるサパ渓谷

活気あふれるベトナムの玄関口ハノイ

 旅の始まりはベトナムの首都にして文化の中心でもあるハノイ。町に降り立つと東南アジアらしい、むわっとした空気が身体を包みます。ホテル到着後は歩いて旧市街の散策へ。涼しくなる夕方になると中心部のホアンキエム湖を中心にハノイっ子が集まり、特にこの日は日曜日でしたので、町は人々の活気で溢れていました。
 翌日は混沌としたハノイを離れ、郊外のドンラム村へ。ドンラム村は交通が不便だったために開発から取り残され、数百年前のベトナムの姿を今に残す「ベトナム伝統集落」に指定されています。赤レンガでできた通りを抜け、ムンフー集会所やミア寺などをご覧いただきました。

ハノイ旧市街。この日は週末とあって、活気がありました
ハノイの「ティランホテル」。高層階から旧市街を見下ろします
ドンラム村のミア寺にて
ドンラム村のムンフー集会所にて

いよいよ旅の目的地サパへ

 ドンラム村を訪ねた後は、いよいよサパへのバスの旅。途中までは高速道路を走行し、10数年前までと比較して大分楽に訪ねられるようになっていました。

 サパは1880年代、フランス統治時代の避暑地として知られた高原都市です。標高は約1600メートル、ハノイよりも約10℃気温が低いため、涼を求めて多くの観光客が訪れます。急峻な崖沿いにあるため町はそれほど大きくないですが、フランス統治時代の面影を残す建物やサパ湖畔の風景、それから裏路地や市場に軒を連ねる出店など、活気ある町並みも見どころです。
 ご宿泊はサパの丘の上にある「シルク・パス・グランド・サパ リゾート&スパ」。南側を見るとサパ渓谷の奥にそびえるインドシナ最高峰のファンシーパン山(標高3143メートル)、東側には眼下にサパの町とサパ湖を望みます。滞在中は電動カートでサパ市内に出掛けてみたり、スパで寛いだりと、まさしく優雅な休日をお過ごしいただきました。

シルク・パス・グランド・サパ リゾート&スパ
部屋からはインドシナの険しい山々が見えました
サパの食料品・日用品・土産物が集まるサパ市場へ
ホテルから見下ろすサパの町並み。サパが渓谷の端に築かれた小さな町であることがよくわかります
ロープウェイから眺めるサパ渓谷の眺め。谷いっぱいに広がる棚田に、歓声が溢れました
ファンシーパン最高峰のモニュメントにて(残念ながら霧で景色は見られませんでした…) ※ガイドさん撮影(左・相澤、右・笹島)

自然と共に暮らす少数民族の村を拝見

 サパを訪れる目的は「涼」だけではありません。町を出ると、谷底から遥か山の中腹まで、まるで洗濯板を敷き詰めたように細かく区切られた棚田が目を引きます。特にこの時期はどこも青々とした稲穂が風に揺れ、桃源郷のようでした。

 今回はそんなサパ渓谷で暮らすベトナム少数民族「赤ザオ族」や「黒モン族」の村々を訪ね、実際に彼らが暮らす家や、生業としている農業や染色の様子を見させていただきました。彼らの作る工芸品(特に織物)は観光客に人気が高く、村の売り子やサパ市場で見ることができます。

 彼らの人懐っこさと素朴な笑顔に触れながら、お土産探しもたっぷりとお楽しみいただけました。

赤ザオ族が暮らすタフィン村へ。ゆっくりと時間が流れる素朴な風景に出会いました
サパ渓谷のラオチャイ村から棚田を見上げると、牧歌的な風景が広がります
散策中にも工芸品を作る村の方にお会いしました
少数民族の伝統工芸品はサパ市場でも買うことができます

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111