【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2023年06月26日

【帰国レポート】南仏ラベンダー街道とプロヴァンスの旅 10日間

<2023年6月15日発~6月24日着 添乗員:本社営業部 渋江 恭子>

ラベンダーが開花する時期に合わせ、プロヴァンス地方を巡るツアーに添乗しました。プロヴァンス地方といえば、マルセイユ、エクス・アン・プロヴァンス、アヴィニョンなど南部が主流ですが、今回は北のヴォクリューズ山脈、南のリュブロン山脈の麓に佇む知られざる村々にご案内しました。ラベンダーハンティングするとともに、プロヴァンスの魅力を再発見する旅となりました。

シークレット・プロヴァンス  山河に閉ざされた谷・ヴォクリューズ県の北部へ。

アヴィニョンが中心都市のヴォクリューズ県は「閉ざされた谷」という意味。その名が表す通り、北に標高1900mのヴォントゥー山を最高峰とするヴォクリューズ山脈、南にリュブロン山脈、西にローヌ河があり、それらに囲まれた谷に多くの町や村があります。地理的優勢からローマ時代、中世には重要な役割を担いながらも、アクセスが不便であることから時代の発展に取り残され、現在も往時の雰囲気をとどめる町や村が点在しています。今回はヴォクリューズ県北部のウショーという村にあるシャトーホテルに2連泊し、ヴェゾン・ラ・ロメーヌ、セギュレ村、ブラント村などワールド航空のツアーで初登場の訪問地にご案内しました。

趣ある雰囲気の村の頂からは山河、コート・デュ・ローヌのワインを生み出すブドウ畑が望め、この地の自然の豊かさが実感できました。私自身、アヴィニョン、エクス・アン・プロヴァンスなどを訪ねるプロヴァンス地方の旅に何度か添乗してきましたが、今回の旅でこの地域の真の魅力に気付けたような気がします。

古代ローマ遺跡で有名なヴェゾン・ラ・ロメーヌ 城跡からは息を呑む絶景が望めました。
山肌に張り付くようなブラント村。村の頂からはトゥルロンク渓谷が望めます。
セギュレ村には中世の趣が現在も残っています。

ラベンダーを求めて プロヴァンス地方をドライブしました。

一口にラベンダーといっても、標高差や日照状況により、開花時期は様々。今回はラベンダーの名所ソー村、セナンク修道院やアプト、ボニューなどリュブロン山麓をラベンダーの風景を求めてドライブしました。コート・デュ・ローヌの生産地でもあり、広大なブドウ畑が広がるプロヴァンスのラベンダー街道沿いにはラベンダーとブドウ畑が紫と緑のコントラストを成し、写真で見る以上の見ごたえがある風景が広がっていました。特に印象的だったのが、8日目にメネルブの観光を終えて、ホテルに戻る途中で今が盛りのラベンダー畑に出会えたことです。ガイドとドライバーがお客様のためにバスを停めてくれ、しばし「ラベンダーの海」に酔いしれました。

偶然発見した「ラベンダーの海」。一日の観光の疲れが吹き飛ぶほど、力のある美景でした。
プロヴァンス屈指のラベンダーの名所 セナンク修道院
ラベンダー狩りを導いてくれたドライバーさんとガイドさん

最後はルレ・エ・シャトー加盟のリュブロン山ビューのホテルに3連泊。

今回、旅の最後に3連泊したのがゴルド近郊のジュカスという村にある「ル・フェブス&スパ」です。敷地内からはリュブロン山脈や赤いオークルの山塊などを望みます。ラベンダー街道の中心にあるため、ラベンダーハンティングの拠点としても最適なホテルでした。そして、レストラン「グザビエ・マチュー」はミシュラン一つ星を獲得しており、リュブロン山の夕景とともにお食事をお楽しみいただきました。

ホテル外観 プロヴァンス地方独特の石積みの建築
ロビーから望む リュブロン山脈、オークルの山塊
フェンネルの前菜 得も言われぬ色彩感覚に感動さえ覚えました。
一つ星シェフ グゼビエ・マチューによる「日曜日のランチの思い出・ラムの煮込み」

この記事に関するキーワード

お気軽にお問い合わせください

電話相談はこちら

受付時間:午前9:30~午後5:30

東京
03-3501-4111
大阪
06-6343-0111
名古屋
052-252-2110
九州
092-473-0111
札幌
011-232-9111
藤沢
0466-27-0111