【海外】帰国しました。添乗員レポート
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2023年06月02日
【帰国レポート】こだわりのホテルで巡る ペルシャの絢爛 8日間
2023年5月21日(日)~5月28日(日) 8日間 東京支店・事業構造改革推進部 須谷 和哉
〈5月21日発 添乗員・東京支店 須谷 和哉〉
かつて世界の半分を支配した言われるペルシャ帝国。今回は8日間というコンパクトな日程ながら、ペルシャンブルーが美しいモスクや宮殿など、ペルシャ芸術の粋を集めた建築美やペルセポリス遺跡をはじめとした歴史の奥深さを感じるイランの旅へ出かけましたので、現地の様子をお届けします。
圧巻の石造宮殿 祭儀の首都・ペルセポリス遺跡
今回の旅のハイライトともいえるペルセポリス遺跡。エジプトからインドまでの広範囲を支配し、かつては「世界の中心」とまでいわれたアケメネス朝ペルシャの都・ペルセポリスは、紀元前518年にダレイオス1世によって創建されました。紀元前に造られたとは思えないほど壮大な、ダレイオス1世やクセルクセス1世の宮殿跡や精巧に彫られたレリーフの数々など、何時間観光しても飽きることのないほど素晴らしい遺跡だと感じました。また、今回のツアーではペルセポリス遺跡に近いホテルに宿泊することで、観光客の多い時間を避けゆっくりと遺跡見学をすることができ、夕日に照らされるペルセポリス遺跡もご覧いただくことができました。
ペルシャ文化の中心として栄えたシラーズも訪れました
『ローズ・モスク』と呼ばれ、ステンドグラスに朝日が差し込むとモスク内が美しく輝くマスジェデ・ナスィーロル・モスク。1887年に完成したこのモスクの建築様式は、イスラム建築によく見られるエイヴァーンという建築技法で、ササン朝ペルシャ時代に顕著にみられセルジューク朝の時代に定着したと言われております。シラーズに宿泊することで、ステンドグラスの光がモスク内にキレイに広がる様子をご覧いただくことができました。
2011年に世界遺産に登録された9つのペルシャ式庭園のうちの1つである「エラム庭園」も見学しました。ペルシャ式庭園は、紀元前6世紀頃にキュロス大王の時代に確立された造園様式で、今回見学したエラム庭園は美しいバラが咲き誇ることから『イランの楽園』とも呼ばれています。外壁のタイルにもバラがあしらわれており、ペルシャ芸術の高さを感じました。また、道中には日本では見ることのないような大きさのスイカやメロンが売られていて、笑顔の素敵な農家さんと話をしながら甘味の強い、おいしいスイカもいただきました。
「世界の半分」と称する ペルシャ芸術の粋を集めたイスファハンに連泊
シルクロードや様々な交易の中継地点としてヨーロッパ、アジアからの物品が行き交ったイスファハンは「世界の半分」とまで言われました。イスファハンの中心、イマーム広場から徒歩10分という好立地に建つホテルに2連泊することで、たっぷり時間をかけてイマーム広場、イマーム・モスク、シェイフ・ロトフォッラー・モスク、アリカプ宮殿の観光とバザールでのお買い物をお楽しみいただきました。連泊滞在することで、昼間の活気ある広場の様子とライトアップされ幻想的な空間広がる夜の雰囲気と2つの顔を持つイマーム広場を楽しむこともできました。
イラン・ペルシャが持つ芸術力の高さと歴史の奥深さを体感した旅でした。数ある旅行先の中でも、後回しにされがちなイランではありますが、魅力にあふれた素晴らしい国ですので、ぜひ次回のご旅行にご検討いただければと思います。
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