添乗員中屋とゆく

アシュラ祭りも楽しむ イスファハン3泊と古代ペルシャ歴史探訪の旅【12日間】

  • 集合場所:成田空港または羽田空港
  • 出発日: 7月22日(土)
  • 旅行代金:エコノミークラス利用¥498,000〜ビジネスクラス利用¥938,000

旅のポイント

Point 1
アシュケザルの町で開催される盛大なアシュラの祭りをご覧いただきます。
Point 2
イスファハンでは3連泊し、朝夕で異なる美しい町並みをゆっくり見学します。
Point 3
ペルセポリスでは遺跡すぐ近くのホテルに連泊し、しっかり時間を取ってご案内します。

ツアープランナーより

イスラム教の中では少数派である、シーア派が大半を占める国イラン。この地域では紀元前540年にアケメネス朝ペルシャが成立したことで繁栄し、中東地域で大国を築いてきました。世界情勢やコロナ禍で渡航ができない時期もありましたが、2022年からワールドの旅も再開。見どころの多いイランをすべて連泊で訪ね、12日間の日程で無理なくご案内します。旅の最大のポイントは7月28日に行われるアシュラの祭りでしょう。イスラム教シーア派最大の祭りで、ご案内するのは実に5年ぶりです。祭りが盛り上がりを見せる日に合わせてヤズド郊外のアシュケザルを訪ね、バルコニーから全体を俯瞰してご覧いただきます。真っ黒な服を着て、背中を鎖で叩きながら行進する姿には心打たれるものがあります。見どころの多いイスファハンでの3連泊や、しっかりと見学時間が取れるようペルセポリスでの連泊も組み込み、より滞在間のある旅に仕上げました。
今回のツアーは「添乗員中屋がご一緒する旅」。通常のコースとはひと味違う、訪問地をより深くご案内するツアーとして1本のみの設定としています。バスの中では中屋が、歴史や宗教、文化など「イスラムの世界を知る」講座も開催しますので、どうぞお楽しみに。

見どころのご紹介

古都イスファハンで3連泊し、朝夕で異なる表情を見せる町を散策します

1597年、サファヴィー朝のアッバース1世は都をガズヴィーンからイスファハンに遷都。中央の広場「イマーム広場」の周囲には「イマームモスク」、「シェイフ・ロトフォラー・モスク」、「アリ・カプ宮殿」、「バザール」などを作り、人口は50万人に達したといわれています。「イスファハンは世界の半分」と称された当時の姿を今もそのままにとどめています。
このたびは、見どころの多いイスファハンに3連泊し、ライトアップされたイマーム広場など、朝と夕方で時間を変えてお楽しみいただきます。チャイハネ(ペルシャ風喫茶店)でのティータイム休憩など、ゆっくりご案内できるのも連泊のメリットといえるでしょう。

ペルシャ芸術の粋を集めて造られたシェイフ・ロトフォッラー・モスク。王族の女性たちはアリ・カプ宮殿から地下通路を通りお祈りに来たといわれます ©Leonid Andronov
ペルシャンブルーが美しいイマームモスク。細かいタイル装飾が目を引きます ©panithi22
イマーム広場を見渡す場所に建つアリ・カプ宮殿 ©Oleksii Hlembotskyi
夜になると美しくライトアップされるイマームモスク。夕食の後にイマーム広場を訪ねます。

イスラム教シーア派最大の宗教行事、アシュラの祭りを見学

預言者マホメットの孫フセインは、ヒジュラ暦61年(西暦680年)イラクのカルバラで殉教。シーア派の人々は、フセインを助けに行けなかったことを後悔し、自戒の意味で毎年この時期に身体を鎖で叩きながら町の中を歩きます。今年のアシュラの日は7月28日(日程7日目)。この「アシュラの祭り」を、敬虔なイスラム教徒の多いヤズド郊外のアシュケザルで見学します。

アシュラの祭り (イメージ)。アシュケザルにも多くの人々が集まります

ペルセポリス遺跡近郊のホテルに連泊し、ゆっくりと遺跡を見学

ペトラ、パルミラと並び中東の三大遺跡と称されるペルセポリス。三大遺跡のなかでも最も古くダリウス大王の時代(紀元前6世紀~紀元前5世紀)に建設が始まり、アレキサンダー大王に焼き払われるまで休むことなく建設が続けられたこの遺跡では、独特の美しいレリーフが巨大な門や列柱などに残り、昔日の栄華を今に伝えています。このたびは、遺跡から車で5分ほどのホテルに連泊し、たっぷりと観光の時間を確保。更に、朝の観光客のほとんどいない時間帯にご案内します。

ダレイオス1世によって造られ、アレキサンダー大王によって終焉を迎えたペルセポリス
アケメネス朝の新年の祭祀を行う都であったペルセポリスの全景
アケメネス朝が支配する地域からの使者が精巧に彫られています

独自の文化が残るアブヤーネ村も訪る

山中の小さな村アブヤーネ村はかつて、ゾロアスター教の盛んな村でした。現在でも村の女性達はその名残である花柄模様のスカーフを身に着けています。また村の建物は赤土で造られその建物と女性の姿が相まって絵になる風景です。

薔薇柄のスカーフを被るアブヤーネ村の子供たち

添乗員中屋がご一緒する旅

中屋雅之(なかや まさし)
1959年高知県南国市生まれ。東京大学教養学部卒業後、旅行のプロを目指してワールド航空サービスに入社。以来、添乗歴は450回以上、そのレパートリーはヨーロッパのみならず中近東・アフリカ、ロシア、アジア、中南米、南極、更には国内旅行など多岐にわたっている。世界の文化・歴史にも精通し、現地での詳しい解説はもちろんのこと、国内でも様々な講演会を行っている。
2007年には「ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー準グランプリ」に輝く。ワールド航空サービス発行の月刊誌「WORLD旅のひろば」で「世界の古寺巡礼」など様々な連載記事を担当してきた。著書に『ヨーロッパの教会建築とキリスト教世界』『イスラム世界を知る』(ともにヒルサイドパブリッシング)。

ツアー日程

12日間 訪問地・時刻 スケジュール 食事
1日目
東京22:30発

成田空港又は羽田空港より、航空機にて主要都市へ。

(機中泊)

2日目
中東主要都市04:10着/07:45発 テヘラン10 : 25着

■着後、空機を乗り換えイランの首都テヘランへ。

■入国手続き後、テヘランの市内観光。今回のツアーの予習として、●国立考古学博物館を訪れます。

【2連泊】(テヘラン泊)

3日目
テヘラン

■終日、テヘランの市内観光。世界遺産の●ゴレスタン宮殿や、バザールへご案内します。その後、●アーブギーネ・ガラス博物館●絨毯博物館へご案内します。

(テヘラン泊)

4日目
テヘラン午前発 シラーズ午前着 ペルセポリス

午前、国内線にてシラーズへ。

■着後、市内観光●ナシル・アル・モルク・モスク(ローズモスク)、○ハムゼ廟、世界遺産○エラム庭園などを見学します。

■その後、ペルセポリスへ。

【2連泊】(ペルセポリス泊)

5日目
ペルセポリス (パサルガダエ)

■午前、世界遺産の●ペルセポリス遺跡の観光。着後、○アパダナ宮殿、○百柱の間、○ダリウス1世の宮殿などを見学します。

■また、近郊の○ナクシェ・ロスタム、○ナクシェ・ラジャブ遺跡へご案内します。

■午後、パサルガダエの観光。○キュロス大王の墓、○宮殿跡などを観光します。

■夕刻、ペルセポリスにて日没風景をご覧いただきます。

(ペルセポリス泊)

6日目
ペルセポリス アバルク ヤズド
【タスアの日】

■午前、バスにてヤズドへ向かいます。途中、アバルクの巨大な糸杉をご覧いただきます

■夕刻ヤズド着

本日はアシュラの日の前日【タスアの日】です。様々な催し物が見られるかもしれませ

【2連泊】(ヤズド泊)

7日目
ヤズド (アシュケザル)
【アシュラの日】

本日は【アシュラの日】です。

ヤズド郊外のアシュケザルの町へご内し。ここでアシュラの祭りを見学します。

■午後、ヤズドの市内観光。ゾロアスタ教の鳥葬の場、○沈黙の塔○金曜日のモスク○旧市街などを見学します

(ヤズド泊)

8日目
ヤズド ナイン イスファハン

■朝、○ゾロアスター教寺院を見学。

■その後、ヤズドよりバスにてシルクロードを走り、キャラバンサライをご覧いただきながらナインヘ。普後、ナインの旧市街の観光。

■夜、イスファハンに到着。イスファハンでは3連泊です。

【3連泊】(イスファハン泊)

9日目
イスファハン

終日、イスファハンの観光。○イマーム広場●アリ・カプ宮殿○イマームモスク●シェイフロトフォッラー・モスク、○バザールなどを訪れます。

夕食後、イマーム広場の夜景をご覧いただきます。

イスファハン泊)

10日目
イスファハン

終日、イスファハンの観光。●チェヘル・ソトン宮殿●ハシュト・ベヘシュト宮殿●ヴァンク教会などを訪れます。

その後、チャイハネでティータイムをお取りいただきます。

イスファハン泊)

11日目
イスファハン アブヤーネ テヘラン19:20発 中東主要都市21:10着

朝、イスファハンよりバスにて山中の小さな村○アブヤーネ村へ。着後、村の散策。

その後、テヘランの空港へ向かいます。

■夜、イマーム・ホメイニ国際空港より航空機にて中東主要都市へ。

(機中泊)

12日目
中東主要都市02 : 40発 東京17 : 35発

航空機を乗り換え、帰国の途へ。

夕刻、成田空港又は羽田空港に到普。着後、解散。

※日程表の時刻は、エミレーツ航空の成田空港発着を想定したものです。他航空会社利用の場合、発着空港および時刻、日程が異なります。

パンフレットダウンロード

出発日・旅行代金

このツアーは12日間のコースです。

出発日 旅行代金
7月22日(土)発

旅行代金:¥498,000

エコノミークラス利用


旅行代金:¥938,000

ビジネスクラス利用

■1名室利用追加代金:¥60,000

お1人でご参加のお客様は、1名室利用追加代金にて承ります。

ビジネスクラス利用区間:国際線全区間適用【東京〜中東主要都市〜テヘラン間往復】

■燃油サーチャージ別途目安:¥94,000:2月1日付

■旅行代金には海外の空港税と出国税が含まれております。
(成田空港の施設使用料及¥2,660、又は羽田空港の施設使用料¥2,950、ならびに燃油サーチャージ、国際観光旅客税1,000円はお客様のご負担となります)

■イラン査証料:2,900円(2023年2月現在)

■査証取得手数料:6,600円(税込)

■査証用写真:1枚(サイズ:縦4.5cm×横3.5cm、背景白のみ、メガネ着用不可、過去6か月以内に撮影されたもの、顔の大きさが全体の70~80%あるもの)

■女性の方は、外国人といえども服装の規制があり、スカーフ(髪の毛を隠します)とコート、もしくはそれに準じる膝までのたっぷりとしたシャツとスラックスをご用意ください。色は派手な原色でなければ差し支えありません。詳細は担当までお問い合わせください。

■イラン訪問後、今後、アメリカを訪問される方は、アメリカ査証の取得が必要条件となります。査証免除プログラムの電子渡航認証(ESTA)を利用してのアメリカ入国ができませんのでご注意ください。

■査証申請時より1年以内にイスラエルの出入国スタンプがあるパスポートの場合、イランに入国できないことがございます。弊社では、該当するお客様は、パスポートを取り直しいただいた上で、査証申請をお受けいたします。

■イラン政府により、旅行者は治療・傷害・死亡に関する項目においてそれぞれ保険金が支払われる海外旅行保険加入が義務付けられております。入国時に英文表記の保険証券が必要となりますので、必ず海外旅行保険証書をご持参ください(クレジットカード付帯の保険は不可)。

■添乗員は中屋を予定しておりますが、急病、その他のやむを得ない理由で同行できない場合は、他の添乗員となる場合があります。

 

■全国各地から片道¥5,000で成田・羽田へ

日本各地より、東京(羽田・成田)までの国内線を片道5,000円の追加代金でご利用いただけます。

航空会社の指定および便の指定はできません。その他、付帯条件がございますので、詳しくはお問い合わせください。

※羽田〜成田空港間のリムジンバス代金はお客様ご負担となります。

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