【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年03月09日

【帰国レポート】シチリア島と南イタリアの旅 11日間

<2月17日発・添乗員:本社営業部 岩田尚之>

コロナ後の旅先として、弊社ではシチリア島だけを訪ねる旅はこれまで何度か出発をしていて、人気の観光地ですが、(そのときの帰国レポートはこちら)、今回はシチリア島から最終地のローマまで移動、南イタリアを縦断するツアーに行ってきました。アーモンドの花咲く季節に訪れたシチリア島と南イタリアの様子をレポートいたします。

各時代の歴史が積み重なった島、シチリア島を満喫しました。

文明の十字路といわれ、古代より様々な文明が興隆し、多様な民族文化が入り混じったシチリア島では、当時の権力を象徴するかのような遺跡が多数点在しています。旅の前半はシチリア島を周遊しながら、各時代を彩った歴史的建造物やシチリアの絶景などをご案内しました。最初に訪れたパレルモ近郊のモンレアーレでは、12世紀にシチリアを支配していたノルマン人によって建てられた大聖堂を見学。さらに南下した先のアグリジェントでは、古代ギリシャの遺跡群、個人ではアクセスしづらい山間部の町ピアッツァ・アルメリーナではローマ時代の貴族の別荘と、世界遺産を含む遺跡の数々を訪ねました。

他のヨーロッパにある教会との装飾の違いや壁面の説明などガイドの説明に熱心に聞き入っていました。
楽しみにしていた方も多いパレルモ王宮内のパラティーナ礼拝堂。ミサのため、入場前から大混雑の行列ができていました。豪華絢爛な内部に見入ってしまいます。
アグリジェント「神殿の谷」遺跡群内でもかなり保存状態の良いヘラクレス神殿。
満開、とまではいかずともシチリアの陽気さを感じるアーモンドの花もご覧いただけました。
当時の住んでいた貴族の暮らしぶりが垣間見えるカザーレの別荘。床のモザイク画が綺麗に残されています。

旅路は南イタリアへと移動。点在する各地の見どころをご案内しました。

シチリア島の観光を終え、いよいよイタリア本島へと旅は進みます。メッシーナ海峡をフェリーで渡り、イタリア本島へと到達しました。長時間のドライブとなるた、対岸からはシチリア島と雪を抱いたエトナ山をご覧いただいたり、漁師町で写真ストップをしつつ、途中、車内でおくつろぎいただきながら、バスはどんどん北上していきます。
イタリア中南部の見どころのひとつ、アマルフィ海岸やポンペイも訪問しました。お客様の中には、「前回来たときよりも遺跡が広くなっている!」と現在も発掘作業が続くポンペイの町に感嘆の声も上がっていました。

左がメッシーナ、右がヴィラ・サン・ジョバンニ。わずか3kmの船旅です。
快晴の天気のもと、左端のエトナ山を背景に綺麗な写真を収めることができました。
斜面に這うようにコセンツァの旧市街が広がります。イタリアの美しい村に登録されています。
ポンペイ遺跡では、日本人グループは我々のみ、他は多くのヨーロッパ人の観光客が訪れていました。
ポンペイ遺跡のみどころのひとつ、「ポンペイの赤」と称される美しいフレスコ画が残る「秘儀荘」も訪ねました。何度目かぶりにようやく見られたとおっしゃられていたお客様もいました。
アマルフィ海岸は、船から町並みをご覧いただきました。

旅の後半は、ナポリに連泊しながら、最終ローマまで進みます。ナポリでは終日自由時間を設け、市内の散策をされる方や、添乗員と一緒にカプリ島まで行かれる方など自由にお過ごしいただきました。ご案内したカプリ島では、有名な青の洞窟は残念ながら波の影響でクローズしていましたが、高台まで公共バスに揺られながら上ると、ティレニア海のパノラマが見渡せ、修学旅行の団体も観光に来ていました。
ローマへ向かう途中には、世界遺産のカゼルタ宮を訪ね、ローマ到着後はホテル近くのスペイン広場まで散策へ出かけました。夕刻でしたが、多くの観光客やローマ市民がおり賑わいを見せていました。

カプリ島はナポリから高速船で約1時間。オフシーズンのため、比較的観光客の少ない、島本来ののんびりした時間が流れていました。
ナポリの下町スパッカナポリ。隠れ家的な美味しいお店やブティック、生鮮食品などの店が集まり市民の台所です。
全長3kmのカゼルタ宮庭園はシャトルバスに乗って移動です。
夜になってもこの賑わいでした!
ナポリでは、本場のナポリピッツァをお召し上がりいただきました。
ローマへ向かう途中では、チーズ工場に立ち寄り、新鮮なモッツァレラチーズと生ハムの昼食をご用意。地元の人たちが自家用車で次々に買い物にきていました。

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