【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2023年03月10日

【帰国レポート】エジプトナイル河クルーズの旅  10日間

2023年2月12日(日)~2月21日(火) 添乗員:名古屋支店 福岡元気

 つい先日、「世界最大のクフ王のピラミッドの内部に、これまで知られていなかった空間があるということが、186年ぶりに名古屋大学などが参加する国際調査チームによって確認された」という大ニュースが世界中を駆け巡りました。そんな世界中からあらめて注目を集めるエジプト。世界七不思議の「ギザのピラミッド」を始め、世界遺産登録第一号の「アブ・シンベル神殿」など、人類史の中でも驚きの建造物を造り上げた古代エジプトのロマンを感じる旅にご案内して参りました。

古代エジプトの栄華が色濃く残るルクソールから旅は始まります。

ナイル河を隔てて太陽が昇る東岸が生者の街。太陽の沈む西岸が死者の街。エジプトでは方角によってそこに築かれたものが分かれています。ルクソールの街もナイル河の東岸には生者を見守る神殿が建てられ、西岸には死者を葬る墓所や葬祭殿などが築かれました。今回は東岸、西岸の見どころをご案内致しましたが、それにしてもやはりどこも巨大で緻密な建造物ばかり。古代エジプト文明がどれほど強大で発展していたのかがよくわかる所でした。

広大な面積を誇るカルナック神殿
ライトアップされ幻想的な雰囲気のルクソール神殿
ルくソール西岸のハトシェプスト女王葬祭殿

驚くほど繊細で色鮮やかな壁画の数々

写真などで見るエジプトの遺跡というとどこか無機質で時代の風化と共に、色あせた遺跡が点在していると思われがちですが、墓所の内部や遺跡の深部などをご覧頂くと、驚く程鮮やかな色彩で作り上げられていたことが分かります。特に「王妃の谷」にある「ネフェルタリの墓」は、以前までは一般公開されていなかったのですが、近年その彩色の豊かさや、その保存状態の良さからヨーロッパの旅行客を中心に大変注目を集めている遺跡の一つです。実際に訪れてみると本当に驚くほど色鮮やかな壁画をご覧頂くことが出来ました。但し、保存状態を良好に保つため、見学時間は僅か10分。それでもかつてのエジプトがいかに色彩豊かな国だったのかを感じて頂く事のできる所でした。

鮮やかな色彩が残るネフェルタリ王妃の墓
以前は禁止されていましたが、最近は写真の撮影も可能になりました。
ヒエログリフもかつては色がついていたようです。

大エジプト博物館のオープンはいつ?

今世界で最も注目を集めているのがギザにオープンが予定されている大エジプト博物館です。オープンまで間近とコロナ前に訪れた時に聞いたのですが、実際には今回訪れた際もオープンはしておりませんでした。コロナの影響により、経済的に大打撃を受けてしまいオープンが順延してしまったと、現地のガイドさんが語っていました。ただ、「2023年内には完成する」とも言っていましたのでその時にはまた是非訪れてみたいと心に誓いました。(エジプトには3回訪れたことがありますが毎回同じような話を聞いているような気もします。)

朝焼けに染まるアブ・シンベル神殿
エジプトの観光は完全に戻ってきていました。どこも大混雑でした。
カイロの考古学博物館も大変賑わっていました。
船上からはファルーカ(帆かけ舟)が行き交うアスワンの水辺の風景をご覧頂きました。
夕陽に染まるナイル河とエスメラルダ号

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