【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート
2022年12月13日
【帰国レポート】ゴージャスで不思議の国ブルネイ王国の旅
2022年11月16日~11月20日 5日間 九州支店 山﨑 大輔
<11月16日発 5日間 九州支店 山﨑大輔>
世界で3番目に大きな島ボルネオ島にある、三重県とほぼ同じ大きさのイスラム国家ブルネイを訪ねました。40万人ほどの人口の小さな国ですが、熱帯雨林やマングローブなどの大自然、恵まれた天然資源に支えられた豪華絢爛な建築、そして水上集落や市場などで見かける地元の人々の日常のひとときと、5日間の旅でしたが、様々な角度からブルネイの魅力を満喫しました。
恵まれた天然資源に支えられた豪華絢爛な建築物
石油や天然ガスを世界に輸出しているブルネイは、大変豊かな国です。個人の所得税はなく、医療費や教育費も無料で国民も裕福。そんなブルネイを象徴する建築物が首都バンダル・スリ・ブガワンにあるオールドモスクとニューモスクです。前国王が総工費500万ドルをかけて建設、1958年に完成したオールドモスクはイタリアの大理石、ベルギーやアラビアのカーペット、英国製のステンドグラスなど、世界各地から最高級の素材を集めて完成しました。そして現国王の即位25周年に合わせて1994年に完成したニューモスクも純金のドームに約5000人が一度に礼拝できる巨大な礼拝堂を擁し、王様専用のエスカレーターが備え付けられた、豪華絢爛なつくりです。また王家ゆかりの財宝を保存展示する博物館ロイヤル・レガリアなど、贅を尽くした建造物は非常に見応えがありました。





太古の森ウル・テンブロン地区で大自然を満喫
首都バンダル・スリ・ブガワンから約1時間半。マレーシアに囲まれる飛び地のテンブロン地区を訪ねました。まず驚かされるのが、2020年に完成した東南アジア最長の30㎞もの橋。この橋の完成により今までボートでの移動や一旦マレーシアに入国、そして出国しないと行けなかったテンブロン地区へ簡単にアクセスができるようになりました。手つかずの熱帯雨林が残り、ボルネオの大自然を満喫できるテンブロン地区は、首都とはまた違った雰囲気でまさにジャングルの中に入ったかのよう。現地のコテージに到着すると、昔ながらの伝統菓子とパンダンの葉で作ったジュースでひと休憩。その後、先住民族イバン族の伝統料理の実演やロングボートを使ったジャングルクルーズなど大自然と独自の文化を満喫しました。






アジア最大の水上集落(カンポン・アイル)や、朝市で現地の人々の普段の生活をご覧いただきました。
首都バンダル・スリ・ブガワンに流れるブルネイ川。そこにはいまだに1万人近くの人々が生活する水上集落のカンポン・アイルがあります。船船着き場からボートで乗ると、すぐに巨大な水上集落が姿を現します。どこまでも続いているようにみえるほど、規模が大きく、圧巻の風景。そして集落に到着後は、お宅訪問へ。素朴な外観とは違い、中に入ると、広いリビングにエアコンやテレビが設置され、近代的でびっくり。もちろん学校もあれば、病院や消防署もあるそうです。決して貧しいわけではなく、昔ながらの安住の地に生活する人々がブルネイにはまだまだ沢山いることを改めて実感しました。



また、この水上集落をさらに奥に進むと、マングローブの広大な森が広がり、マングローブ・クルーズも楽しみました。ここでしか見れないテングザルやワニの赤ちゃん、水オオトカゲに広大なマングローブの森など、見どころが豊富であっという間のひとときでした。また、現地の人々の生活が垣間見える朝市やナイトマーケットにも立ち寄りました。あまり商売っ気はないのですが、こちらが興味をしめすと、しっかりと説明もしてくれます。豊かさだけではなく、昔ながらの生活を今も続けている景色に変わらないブルネイの姿をみることができました。



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