ワールドおおさか旅さんぽ「登れる大王陵⁉今城塚古墳と継体天皇の謎を探る」を開催しました。

　5月19日（金）、高槻市にある「今城塚古墳（いましろつかこふん）」において「ワールドおおさか旅さんぽ」を開催しました。

　地元の方から遠方の方まで20名様のお客様にご参加いただき、高槻観光ボランティアガイドの伊藤さんと吉岡さんの解説で今城塚古墳歴史観と今城塚古墳を見学しました。専門的な質問も飛び出し、お客様の知識の深さにガイドさんも驚かれていました。

　今回ご紹介した「今城塚古墳」は、淀川流域最大級の前方後円墳で、墳丘だけで全長181ｍあり、その周囲の二重の濠を合わせると総長約350ｍ、総幅約340ｍもの規模を誇ります。研究家の間では6世紀前半に造られた26代継体天皇の陵墓であろうと考えられていますが、宮内庁の管轄外のため天皇陵（大王墓）でありながら古墳の中を自由に歩きまわれる珍しい古墳です。当日はあいにくの雨模様で、足元が滑りやすくなっており危険防止のため少し離れた場所からの見学としましたが、それでも古墳の大きさを実感できました。

　ご参加いただきました皆様、雨の中ほんとうにありがとうございました。「第4回ワールドおおさか旅さんぽ」も、皆様のご参加お待ちしております。（募集人員に限りがあり、すでに定員に達しているものもありますのでご了承ください。）