【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2025年10月23日
【帰着レポート】 秋の丹波篠山、神戸と名門「奈良ホテル」の旅
<10月2日~10月7日 6日間 添乗員 札幌支店:西田拓人>
旧丹波国として古来京都への交通の要衝として栄えた丹波篠山
旧丹波国の中心、丹波篠山では篠山城址と篠山城大書院を訪ねました。篠山城は豊臣氏をおさえるため、慶長14(1609)年に徳川家康の命により築城。同時に建てられた大書院は木造住宅建築としては非常に規模が大きく、現存する同様の建物の中では京都二条城の二の丸御殿遠侍に匹敵します。現在の建物は平成12年に再建されたものですが、復元にあたっては、古絵図や古写真、発掘踏査等の総合的な学術調査が実施され、その成果に基づいて設計と建築が行われたそうです。
大書院内では、まずシアター室にて篠山城の歴史についてのビデオを鑑賞してから館内の見学へ。大広間にはたくさんの甲冑が並んでおり、今すぐにも動きだしそうな雰囲気がありました。篠山城址と篠山城大書院はたくさんの映画やドラマのロケ地にもなったことから、ロケ地巡りに訪れた方も見受けられました。


大阪城豊臣石垣館
豊臣秀吉が築いた大坂城は、「三国無双」「日本一堅固」と称賛される豪壮華麗な城でした。しかし秀吉の没後、大坂夏の陣で落城。その後、徳川幕府は大坂城の再築にあたり、豊臣家の権威を消し去るかのように、豊臣大坂城を大量の盛り土で地中に埋めてしまいました。いまの大阪城の石垣や堀は、すべて幕府による 再築時のものです。豊臣期の石垣を地上で見ることはできませんが、「大阪城 豊臣石垣館」では、昭和59(1984)年の発掘調査で姿を現した豊臣期石垣を、地中に降りて見学できます。徳川再築の石垣とは異なる魅力と迫力、そして驚くべき盛り土の分厚さを体感していただきました。


神戸の新スポット散歩
バスを利用して、まずは今年オープンした「TOTTEIPARK」へ向かいました。この日はプロバスケットボールB2リーグの開幕戦や音楽イベントが同時に開催されていて、神戸で一番盛り上がっているエリアだったかもしれません。再びバスに乗り、今度は神戸の食べ物が集まる「北野ノスタ」へ向かいました。北野異人館街にある1931年に建てられた学校をリノベーションした注目施設で、木目の階段、アーチ型天井の廊下など神戸らしいモダンな造り。学校だったときは外国人の子どもたちも通っていたそうですが、阪神大震災で校舎の一部が使えなくなったこともあり、1996年に閉校しました。90年以上の歴史のある校舎を再利用して建てられた北野ノスタは、多くの観光客も多く訪れる観光スポットとなっていました。


旅を締めくくる老舗料亭「菊水楼」でのディナー
明治24年創業、130余年の歴史を紡ぐ料亭「菊水楼」にて、最終日のディナーをお楽しみいただきました。 興福寺興善院跡に創られた建物は、寺院から譲り受けた豪華な部材や、折上格天井など、今では再現が難しい建築技術が使われ、国の有形文化財にも登録されています。女将さんより、料理の説明や「菊水楼」の歴史についてお話しを伺いながら、最後の夕食をお楽しみいただきました。


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