【国内】帰着しました。添乗員レポート

【国内】帰着しました。添乗員レポート
2026年07月16日
【帰着レポート】奥京都ガストロノミー 美山荘の摘草料理と「伊根の舟屋」を訪ねて
<2026年6月24日(水)~6月26日(金)3日間 添乗員:湘南支店 江尻満里奈>
<2026年6月24日(水)~6月26日(金)3日間 添乗員:湘南支店 江尻満里奈>
「その土地でしか味わえない食」をテーマに、奥京都の自然と文化に触れる3日間の旅へ添乗してまいりました。今回のツアーは、名店で美食を味わい、料理が生まれた風土や歴史、その土地の暮らしまで体感する「ローカルガストロノミー」の旅。日本海に面した「海の京都」と、深い山々に囲まれた「山の京都」。対照的な二つの地域を訪ね、それぞれの魅力を感じていただきました。
【山の京都】山里の恵みを味わう 「美山荘」の摘草料理
旅のハイライトは、京都・花背の山奥に佇む名店「美山荘」での昼食です。
街の喧騒から離れた花背の山里。川のせせらぎや鳥のさえずりに包まれ、到着した瞬間から別世界のような空気が広がります。深い緑に囲まれた数寄屋造りの建物、窓の向こうに広がる山々、耳を澄ませば聞こえる自然の音。その静寂に包まれた空間も、美山荘ならではの大きな魅力です。
一皿一皿に、季節の草花や山菜、地元野菜、清流の恵みが盛り込まれ、「今、この山里だからこそ味わえる旬」が表現されています。
「これは何の葉ですか?」
「普段食べる野菜とは香りが違いますね。」
そんな会話があちこちで聞こえ、料理を通して季節を味わう時間が流れていました。食事を楽しむだけではなく、土地の自然をいただくという、美山荘ならではの世界観を満喫するひとときでした。





【海の京都】港町・宮津で味わう 「料亭ふみや」でのお食事
大正時代の趣を今に残す建物でいただくのは、丹後近海の旬の魚介を中心とした会席料理。一品一品に地元の食材が取り入れられ、海の京都ならではの味覚を堪能しました。名物の「焼き鯖すし」もご用意。香ばしく焼き上げた鯖の旨味と酢飯の相性が絶妙で、多くのお客様からも好評でした。丹後や若狭で水揚げされた鯖は、かつて「鯖街道」を通って京都へ運ばれ、都の食文化を支えてきました。港町・宮津でその歴史に思いを馳せながら味わう焼き鯖すしは、まさにその土地でいただくからこその一品。食を通じて、海と都を結んだ歴史を感じるひとときとなりました。
美山荘が「山の恵み」を味わう料理なら、ふみやは「海の恵み」を味わう料理。同じ京都府でも異なる風土が育んだ食文化を楽しめるのも、このツアーならではの魅力です。


山の京都と海の京都をめぐる、奥京都の原風景
今回の旅では、美食だけでなく、美山かやぶきの里や天橋立、そして海とともに暮らす人々の知恵が息づく伊根の舟屋など、その土地ならではの風景にも出会いました。
食は風土から生まれ、風景は人々の暮らしによって守り継がれてきたもの。山里の茅葺き集落、海辺に建ち並ぶ舟屋、日本三景・天橋立と、山と海、それぞれの自然や文化に触れることで、「その土地で味わう意味」を感じられるローカルガストロノミーの旅となりました。


添乗員としてこれまでいくつかの「食」をテーマとしたツアーに同行してまいりましたが、食とその土地に息づく文化や暮らしが見事に調和した、記憶に残る深い旅となりました。お客様が一皿一皿に驚きや感動を寄せられる様子がとても印象的で、私自身も奥京都の魅力を改めて実感する機会となりました。
今年10月には、コース内容を変えて美山荘を訪ねるツアーもご用意しております。初めての方はもちろん、一度訪れたことのある方にも、新たな奥京都の魅力を感じていただけることでしょう。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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