【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2026年06月12日

【帰国レポート】隊商の道サマルカンド、ブハラ、ヒワの旅

<2026年5月15日発・添乗員:名古屋支店 宮川隼人>

<2026年5月15日(金)~5月23日(土)9日間  添乗員:名古屋支店 宮川隼人>

 東西文明を結ぶシルクロードの交差路として繁栄した中央アジア。砂漠のオアシスとして多くの隊商が訪れて足を休めた、ウズベキスタンを代表する3つの都市へとご案内いたしました。

中世から続く街並みが丸ごと残る城壁都市イチャン・カラ

 ウズベキスタン西部の古都ヒワにある、城壁に囲まれた旧市街「イチャン・カラ」は、1980年にウズベキスタンで初めて登録された世界遺産です。16~20世紀にかけて繁栄したイスラム国家のヒワ・ハーン国は、度重なる侵攻やアムダリヤ川の氾濫への対策として城壁都市を築き、次々に美しいイスラム様式の王宮やモスク、メドレセ、霊廟を建設しました。ヒワは現在に至るまで幸いにも戦争被害が少なく、城壁や18~19世紀ごろのイスラム建築がほとんど当時の姿のまま保存されており、街への没入感は3つの都市の中でも随一です。内側の城塞の意味を持つイチャン・カラですが、晩年にかけて人口の増えたヒワ・ハーン国は、19世紀に一般市民や職人の暮らすディシャン・カラ(外側の城塞)も整備し、二重構造の都市になっています。

19世紀のイスラム建築が多く残るイチャン・カラ
城壁の奥から昇る朝日をホテルのテラスから

城壁都市ならではの多種多様なモスク

 城壁の中に都が置かれたイチャン・カラでは、王族関係者から学者、商人、一般市民や学生まで様々な立場の人々が暮らしていました。そのため身分や目的により多種多様な様式のモスクが建設され、現在も珍しいモスクの数々を見ることができます。特に目を引くのが、市民が金曜日の合同礼拝を行った「ジュマ・モスク」です。モスク内部には天井を支える213本の木柱が張り巡らされており、柱の森の中にいるかのようです。現在のモスクは18世紀に再建されたものですが、創建当時の10世紀頃、初期のイスラム建築では多くのモスクが多柱式でした。その後、巨大なドームや壮麗なアーチが特徴のスタイルが確立されていき、現在ではイスラム初期のモスクが見られる貴重な地となっています。

213本の木柱が並ぶジュマ・モスク
クフナ・アルク城内にある夏のモスク

シルク博物館にも立ち寄りました

 シルクロード時代には中国の高級絹が西方へ運び込まれ、ヒワでもその中継地としてシルク製品が流通し、王族や富裕商人が身に着けていました。イチャン・カラ内にあるシルク博物館ではその歴史展示が行われている他、今も受け継がれている伝統の手仕事の体験ができます。シルクスカーフの制作体験では好きな生地を選んでスタッフの手ほどきで染色を行い、完成したオリジナルスカーフはプレゼントして貰えます。挑戦されたお客様もそれぞれに異なる色合いの鮮やかなスカーフが完成し、ご旅行中に身に着けるなどして楽しまれていました。

親切なスタッフが手取り足取り教えてくれます
鮮やかオリジナルシルクスカーフが完成!

 ウズベキスタンは親日的で、街の人々も気さくに話しかけてくれることから、旅行前と旅行後で大きく印象が変わったと仰る方が多い国です。秋の出発が決定している出発日もございますので、ぜひご検討ください。

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