【国内】帰着しました。添乗員レポート

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2025年06月11日

【帰着レポート】憧れの山形座「瀧波」と食の都・庄内を訪ねる

<2025年5月21日~5月24日 4日間 九州支店 木村咲子>

<2025年5月21日(水)~5月24日(土) 添乗員:九州支店 木村咲子>

山形県の庄内地方から置賜地方にかけて巡る4日間の旅に添乗してきました。山形の歴史と食文化、そして温泉を存分に味わえる4日間となりました。特に庄内地方の歴史的建造物群と、地元の食材を活かした美食の数々は、この地域の文化の深さを実感させてくれました。また今回訪れたエリアはインバウンド含め観光客は比較的少ないようですので、のんびり旅を楽しみたい方にもお勧めです。

庄内が誇る豪商・本間家の足跡を訪ねる

「本間様には及びもないが せめてなりたや殿様に」――江戸時代にこのような俗謡が歌われるほど栄華を極めた本間家。酒田繁栄の立役者であり、その巨万の富で困っている人を助け地域に貢献してきたそうです。酒田市の本間美術館は本間家別荘として江戸時代に建てられ、白ツツジが美しく咲く庭園を通り抜けると、旧別邸・清遠閣が姿を現します。大正時代のシャンデリア、今では製造が難しい手吹きのガラス窓など、当時の贅を尽くした意匠が残されています。個人的に印象に残ったのは趣向を凝らした釘隠し。今後、古い日本家屋など訪れる際に注目してみたいと思いました。

ちょうど白ツツジが満開の時期でした
葵を現した釘隠し
七宝焼きをあしらったものも

ローカル線で巡る山形の風景

山形鉄道フラワー長井線では、荒砥駅から赤湯駅までの区間を貸切車両で楽しみました。列車はほぼ最上川沿いに走り、車窓にはのどかな田園風景、リンゴ畑など、山形の豊かな自然が広がります。車掌ガイドさんによる山形弁を交えた軽妙な語り口での案内は、ローカル線ならではの温かみのあるもので、約1時間の小さな旅は、都会では味わえない特別な鉄道体験となりました。

とても愉快な車掌ガイドさん
ゆっくり貸切で景色を堪能
車内でお弁当ランチ

山形の美食を堪能

鶴岡の「アルケッチァーノ」そして赤湯温泉の「山形座 瀧波」では、どちらも地元の食材の味を活かした創意あふれる料理の数々が印象的でした。瀧波ではペアリングの飲み物(日本酒、ワインなど)も多数用意されており、皆様楽しそうにオーダーされていました。

アルケッチァーノのメニュー 
どれもおいしそうです。
庄内浜ひらめの食感カルパッチョ。とんぶりとセロリの食感が面白い一品。
スズキと山菜の緑のアクアパッツァ
瀧波ではライブキッチンで食事をお楽しみいただきました
置賜のこごみと鯉。日本酒がよく合います
米沢牛と炊き立て土鍋ご飯

心和む温泉の宿

創業約200年の歴史を持つ湯野浜温泉の「KAMEYA HOTEL」は、上皇陛下、上皇后陛下ご夫妻もご宿泊された由緒ある宿で、昨年リニューアルを終えてお部屋は和モダンなつくりに。泉質は塩化物泉で、よく温まり湯ざめしにくいといわれます。目の前が日本海ですぐ砂浜に散策に出かけられるうえ、全室オーシャンビューなので部屋からも日本海を一望できます。また、今回はタイミング合わずご覧いただけませんでしたが、湯野浜の日本海に沈む夕陽は「日本の夕陽百選」にも選ばれたことがあり、天気が良い日にはお部屋から絶景をお楽しみいただけます。

ホテル2階からの景色
畳敷きのお部屋で寛いでいただきました
部屋風呂も温泉です

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