【海外】帰国しました。添乗員レポート

【海外】帰国しました。添乗員レポート

2025年04月02日

【帰国レポート】懐深きパリ探訪と最旬のイル・ド・フランスの旅

 <2025年3月24日(月)~4月1日(火) 9日間 添乗員:東京支店 渋江恭子>

 パリは美術鑑賞、街歩き、史跡巡り、お買い物など多種多彩な楽しみを提供してくれます。「自由に、思いのままに」パリの滞在をお楽しみいただきたいと企画した当ツアーに、昨年に引き続き添乗いたしました。今回は昨年は訪問できなかったノートルダム大聖堂や、添乗員の自由行動プランについてレポートいたします。(上の写真は宿泊ホテルから徒歩3分の場所にあるポン・ヌフから眺めたセーヌ河畔の夕景です。)
※ツアーに含まれている観光やレストラン、ホテルについては昨年の帰国レポートにてご紹介しております。

5年の年月を経て、甦ったノートルダム大聖堂を訪問

 今、パリでもっとも注目を集めているのが2024年12月に再開したノートルダム大聖堂でしょう。2019年4月に火災に見舞われ、約5年間の修復を経て、再び門扉を開きました。足を踏み入れた瞬間に驚いたのが、以前は燻んでグレーだった堂内が真っ白になっていたことです。ほのかに新築の香りも漂い、生まれ変わったことを実感。12世紀に起源を遡るノートルダム大聖堂の、新たな歴史の始まりに立ち会っていることに心から感動を覚えました。公式サイトで事前予約を取るのは困難ですが、予約なしでも入場することもできます。パリに行かれるお客様はぜひ、ノートルダム大聖堂をお訪ねください。

ノートルダム大聖堂の内部。真っ白の堂内に身を置くだけで清らかな気持ちになりました
2024年12月に5年ぶりに開かれたノートルダム大聖堂の扉
修復後、ステンドグラスも色の鮮やかさを取り戻しました

添乗員の自由行動プラン① アレクサンドル3世橋周辺の芸術散歩

 このツアーでは「自由に、思いのままに」パリをお楽しみいただけるように、自由行動の機会を多く設けています。添乗員もお薦めのプランをご用意しており、ご希望に応じてご参加いただけます。
 今回は私自身初の試みとして、セーヌ川にかかる橋の中で最も美しいと称されるアレクサンドル3世橋の左岸と右岸を終日かけてご案内しました。午前は黄金のドームが特徴的なアンヴァリッド廃兵院と向かいに建つロダン美術館へ。午後はアレクサンドル3世橋と同じく1900年の万国博覧会に合わせて造られたプティ・パレへ。内部はパリ市立美術館となっていて、古代ギリシャ、ローマ時代から20世紀までの芸術作品が展示されています。常設展は入場無料で、お薦めの美術館です。

アンヴァリッドの黄金に煌めくドームは見覚えがある方も多いのではないでしょうか
ドームの下にはナポレオン皇帝の棺が安置されています
晩年に暮らした邸宅を利用したロダン美術館も訪ねました
プティ・パレの中庭で撮影した一枚。春の足音が聞こえました
プティ・パレの至宝 モネの『ラヴァクールの日没』
昼食はセーヌ川に浮かぶレストラン「Riviera Fuga」にてご案内しました

自由行動プラン② モンマルトルの裏道散歩

 パリでの自由行動の際に、毎回多くのお客様にご参加いただけるのがモンマルトル地区の散策です。白亜のサクレ・クール寺院や画家が集うテルトル広場など有名スポットは大変な人ごみでしたが、裏道や穴場の教会などは訪ねる人は少なく、がらっと雰囲気が変わります。ユニークな彫像がある広場やシャンソン歌手が晩年を過ごした邸宅など、芸術家の足跡もご紹介しながら、散策をお楽しみいただきました。

モンマルトルのランドマーク サクレ・クール寺院
サクレ・クール寺院の向かいに建つロマネスク教会。モンマルトルの喧噪を忘れるほど、落ち着いた空間でした
小説の一場面から表現した『壁抜け男』の彫像。多くの人で賑わうテルトル広場から徒歩5分の場所にあります
昨今、SNSで話題の「沈む家」の撮影に挑戦しました

 今回ご参加いただいたお客様はルーブル美術館やオルセー美術館を訪ねたり、シャンゼリゼ通りをゆっくり歩いたり、日本人画家のパリでの足跡を訪ねたり、思い思いに「パリでやりたいこと」を実現されていました。唯一、多くの方が同じだったのが帰国日には「あっと言う間だった」とおっしゃっていたことです。滞在するほどに「やりたいこと」が増えていく、パリの奥深さを感じた旅でした。

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