【海外】帰国しました。添乗員レポート

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2024年12月05日

【帰国レポート】美しきアラビアの世界 大砂丘に泊まるオマーンの旅

〈2024年11月28日~12月5日 8日間 大阪支店 中村美香〉

約4年ぶりに再開したオマーンの旅へ行ってきました。今回から新たにワヒバ砂漠という見どころも追加して、オマーン1か国に絞ったツアーです。オマーンもオイルマネーで急発展を遂げた国ですが、周辺のカタールやUAEとは違って「都市化」しすぎていないため、古き良きアラビアの雰囲気が感じられます。まだまだ知られていないオマーンの魅力をお伝えします。

旅の始まりは古都ニズワから

ニズワはハジャル山脈の麓に位置している、オマーン第2の都市です。昔ながらの泥壁造りの家や、中世からの要塞、今も活用されているファラージ(灌漑用水路)などが残っていて、”オマーンらしい”風景を見ることができました。

ニズワ郊外のバハラア要塞。要塞内にもファラージやモスクがありました。きれいに修復され、当時の様子がよくわかりました。
ハジャル山脈とバハラアの町の眺望が要塞の上からきれいに望めました。
ニズワ・スークは商品ごとに大きく建物が分かれていて、混雑もしていないので、買い物がしやすい。店員もグイグイ来ないので、自分のペースで買い物が楽しめます。
世界遺産に登録されているファラージ・ダリスはオマーン最大の灌漑用水路。一度も枯れたことのないファラージは地元の人の憩いの場になっていました。

ワヒバ砂漠にあるキャンプロッジに宿泊

 オマーン国土の約8割が砂漠で、このワヒバ砂漠はニズワやマスカットといった都市から気軽に訪れられる砂漠です。一番近くの町で大型バスから4WDに乗り換え、20分もしないうちにキャンプロッジに到着です。このワヒバ砂漠には簡素なキャンプ場からロッジまで、いくつか宿泊施設がありますが、その中でも最も良いサービスと設備を提供しているのが宿泊した「デザート・ナイト・リゾート」です。キャンプロッジ両側は砂丘に囲まれていて、ロッジから4WDに乗るとすぐ砂丘に上れます。(徒歩でも上れますが、砂がサラサラなため、なかなかの労力です…)

 サンセットはロッジ目の前の砂丘から見学、そして日の出は少し砂丘ドライブも楽しみながら、ロッジから離れた砂丘の上から見事な日の出を眺めました。キャンプロッジは通常のホテルと遜色ない設備が備わっていますので、砂漠に泊まってみたいが、設備面が不安という方に是非おすすめです。

デザート・ナイト・リゾート内にはロッジが点在しており、周囲は砂丘に囲まれています。
客室の一例。様々な部屋タイプがありますが、どこもホテルと遜色ない快適さです。水回りも問題なく24時間使えます。
砂丘から見下ろしたキャンプロッジ
砂漠に沈む夕日を見学
砂丘に上ると、辺り一面砂漠が広がる景色が楽しめます。砂がサラサラなので、風紋もきれいでした。
10分間ですが、ラクダに乗ることもできます。

最後はオマーンの海沿いの景色を楽しみながら、首都マスカットへ

 前半は内陸の山や砂漠の景色、そして後半は海沿いの町を訪れるといった、前半と後半で景色や雰囲気がガラッと変わります。砂漠を後にして、港町スールへ出ると、白い家が並ぶ明るい町並みが広がります。そして所々海沿いには要塞や見張り塔が残るといった、昔の名残も感じられます。そして首都マスカットは交通量も各段に増え、建物も密集し、一気に「街」に来たなと感じました。

 オマーンの旧市街、オールドマスカット地区やマトラ地区は火山活動でできた山に囲まれていて、山と町、そして海という自然と調和した景色が絵になり、とても気に入りました。

新市街にあるオマーン最大のモスク「スルタン・カブース・グランド・モスク」
内部は華やかな装飾で、こだわりの絨毯やシャンデリアの豪華さと規模にただただ圧倒されました。
マスカットの始まりの場所、オールドマスカット地区
日没が近づき夕日に照らされるマトラ地区

オマーンという国の魅力は人にあると思います。とてもフレンドリーな人が多く、物腰も柔らかく、どこへ行っても気持ちの良い対応をしてくれ歓迎してくれました。

是非一度、オマーンへお出かけください!

来年1月以降のオマーンの旅は以下からご覧ください。

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